2023-01-01から1年間の記事一覧

卯月① 芽吹き

何もかも一気に芽吹き、開花したので、なかなか整理しきれず 卯月として三項目に分けることにした 卯月① 芽吹き ・・・木本の芽吹き、新葉、開花 卯月② 草花 ・・・草本の開花 卯月③ 新緑 ・・・木々の新緑 これでとりあえず三月下旬から続いていた遅れはい…

ヤマザクラ と カスミザクラ

山麓での桜がひと通り咲き終わった頃、箱館山の林道を登るともう一度桜の開花に出逢える。 ただ連休の頃までは林道の状態も悪く、落石や倒木などで通れないことも多いうえに、 昨年までは三年間ほど淡海湖(人造の溜池)の改修のため通行禁止になっていた。 …

アカシデとイヌシデ

ちょうどアカシデとイヌシデが並んで開花していたのでとりあげてみる。 今年の朝ドラは植物学者の牧野富太郎が主人公だと聞いたが ずっと昔、初めて植物を覚えようとして樹木については葉の図鑑を見て覚えようとしたことがある 無理だったしそんなことをする…

湖面

今年の春は忙しい。 何もかも一気に芽吹き、開花し、色づいてくる。 春は一週間どころか一日で様相が変化することが多いが 今年の春はそれを全体に前にずらせて圧縮している そのためとりあげてゆく事象も遅れ遅れになっている。 四月いっぱいくらいまでは、…

湖北湖岸にて 新緑③

長浜以北は、湖周道路沿いにヤナギやハンノキが生い茂り、ヨシが広がって、琵琶湖岸の中でももっとも遠浅の浜が続いている。 少し沖合の湖中に浸かったヤナギなどの景観がきれいで、以前からよく夕景の撮影をしている人を見かける。 と同時に、新緑の時期も…

葛籠尾崎にて 新緑②

海津大崎とともに琵琶湖最北端から南に向かって突き出す葛籠尾(つずらお)崎 無料のドライブウェイがあり、やはり桜並木が植えられてはいる 湖面からいくぶん高度があるため少し花が残ってはいるが それよりもここは新緑と周囲の景観がきれいなところである…

海津大崎にて 新緑①

毎年桜の咲く季節になると、平日ですら湖西の道路に大渋滞を引き起こす海津大崎の桜・・・ 住んでいるものにとっては朝早く行って見ればいいことだが、都会からとなるとかなりの忍耐が必要となる。 今年は他の花々の例にもれず、ずいぶんと早くから咲いて新…

京都府立植物園 春

以前述べたことがあるが、府立植物園に寄るときは医療機関に行くときで、今回も昼をかなり過ぎた頃から入園した。 花々も咲きそろってきて、今年は早咲きの桜もまだ残っているかくらいのつもりで訪れたが、今まで経験したことのない人出だった。 桜と重なっ…

春の花々

スプリングエフェメラルとして、あるいはカタクリやスミレサイシンとして単独にもとりあげることができるくらいだが、あまりのも多くの花々が一気に咲き出したので一つにまとめてアップする。 カタクリ(ユリ科) 花に優劣はないがたしかに多くの人を惹きつ…

湖西のエドヒガンザクラ

湖西はエドヒガンザクラの多いところで山腹から山麓にかけてかなりの数が分布する。 中には大木、古木、老木で名前のつけられているようなものもあり、最近では少しずつ人々に知られるようにもなってきた。 ただし今年は一気である。 毎年とんでもない人が訪…

湖北春景

余呉川の土手以外は目的として行っていない 通りがかりに黄色が目立つ 初めの3枚は植栽された菜の花 インスタ風に撮ってみたら娘に好評だった画像 通りがかりの菜の花畑だが かなり広い 何反(たん)の単位ではない 何町(ちょう)の単位の広さに広がってい…

弥生

誰しもが不安になる程 暖かい日が続く春となった ただ サクラの開花も早まるだろうくらいにしか思っていなかったが 下旬には あらゆるものが一気に芽吹き、開花してきている サクラだけでいえば マメザクラを取り上げて間も無く エドヒガンザクラが開花し ソ…

マメザクラ

林の中で他に先駆けて咲き出す桜がある マメザクラ よく知られたマンサク(マンサク科)やダンコウバイ(クスノキ科)と 競うように色彩をもたらしてくれる キンキマメザクラ(バラ科) 花の大きさはソメイヨシノの半分くらい 樹高はせいぜい4、5メートル…

ネコヤナギ

「春は名のみの風の寒さや」 早春賦は長野県の大町から安曇野にかけての情景だという ただ今年の早春は例年以上に暖かい日が続いている 桜の開花も早まるだろう ネコヤナギ(ヤナギ科) スプリングエフェメラルをよくとりあげてきたが この花も早春というイ…

一番スミレ

毎春初めて開花しているスミレに出逢うと、それを一番スミレ・・・ と呼んでいるが 今年はヒメスミレだった 田の畦の縁というか 水が溜まっている近くに咲いていたが すぐ近くに水路があるからかもしれない ヒメスミレ(スミレ科) スギナ(トクサ科) 「ツ…

フラサバソウ

覚えにくそうな名前がついているにも関わらず 覚えてしまっている植物がある このフラサバソウもそのひとつで ヨーロッパ原産の帰化植物だが 明治の初めにフランスの植物学者である フランシェ と サバティエ が長崎で発見して その日本での発見者の名前にち…

セツブンソウ

昨年はいつだったのかと振り返ってみると、三月の十九日にアップしていて撮影日を調べてみると十六日だった。 半月早い。 というよりも昨年が豪雪のために開花が遅れたということだと思う。 時折、雪の中からセツブンソウが開花している画像をみかけるが、雪…

湖岸降雪 ③

雨水の翌々日になるが ほぼ一日雪が降り続いた翌日は晴天になった いつもの通り湖北の方へ出かけた 湖西から湖北へ行くには 低い山を三つほど越えて行くため (南北に山筋が走っている、おそらく断層が走っている) 四つほどのトンネルを越えて行くことにな…

湖岸降雪 ②

① と同じく湖岸降雪時の動画にあたる www.youtube.com ① で書いたように この日の降雪はいろいろと変化した 暗い空からの雪には違いないが 時には上空だけ青空になったり 暗い空の一部分に光が差したり 動画途中で少し出てくるのはそれにあたる

湖岸降雪 ①

琵琶湖岸に・・・ 雨水の夜に降り始めた雪は翌日も一日中降り続き、 20センチほどの積雪となって、一面の景色を一変させてしまった。 ところどころの湖岸を廻ってみたが ときには激しく ときにはゆったりと 降り続くが 暗い空の中に赤や青の光がさしたり …

気候

今日が雨水にあたり、暦の通り暖かい雨の日となった。 北日本や北陸では積雪が多かったようにも聞くが、湖西ではずいぶんとしのぎやすい冬だったように思う。 明日からまた雪の予報が出ているが、もう大変な雪が降ることはない。 以下は暦のことに関して・・…

姉川 冬

姉川の上流部へ冬には行ったことがない。 降雪後の山肌はきれいだろうが、そんな日でもなくどんよりと曇っただけの朝だったが、時間が空いたので行ってみたところ、驚いたことがあった。 上流部の姉川ダムが凍っていた・・・ ダム湖表面全面凍結・・ しかも…

雪景色 ④

地の利・・・ そこに住んでいないと見ることのできない景観がある 夜の降雪が朝に止んだ時などまさにそれで 日が当たって数時間も経てば消えてしまう 普段耐えている雪国の人たちへの束の間の褒美だろう 立春を迎えた・・ まだまだ寒く、雪も降るが 一歩一歩…

雪景色 ③

今回の雪景色の画像は24日の夕方に急に天候が荒れ出して一気に雪が積もり その後また降ったり、曇ったり、晴れたりを繰り返した一月下旬までの一週間のものにあたる 雪景色①はほぼ午前中 雪景色②と今回の③は夕方 この後にまとめる④は早朝のものになる 霊仙…

雪景色 ②

滋賀県は気候、風土、行政、文化その他、いろいろな面で四つの区分に分けることが多い。 湖東、湖西、湖南、湖北の四つである 人口は湖南、湖東に集中していて、湖西、湖北には湖北の長浜市を除いては大きな街はない。 湖西と湖北はよく似たところがあり 晩…

雪景色 ①

昨年からまともな積雪がなく、ありがたいには違いないがこんな年も珍しい。 と思っていると、いきなり最強寒波とのことで各地にかなり混乱が生じたようだが、 どちらかというと湖西はいつも通りの積雪で済んだ。 ただたしかに気温は低く、一日中氷点下の日も…

スイカズラ

植物に馴染みのない人でも聞いたことのある名前かもしれない スイカズラ・・・ 「 忍冬 」 と書いて スイカズラと読むが この姿を見れば納得できるのではないかと思う 初夏に 黄色と白のツートンの見栄えのする花を咲かせるが この冬の時期を経ての鮮やかさ…

濃霧の朝

この日(13日)の朝も湖北へ出掛けがてら、あまりもの景観に到着はかなり遅れてしまったが、そんなことはまったく気にならぬ光景を見ることができた。 彦根気象台によると、放射冷却で発生する霧とは異なり、上空に温かく湿った空気が流れ込み、風が弱かった…

伊吹山黎明

11日の夕景に続いて・・・ 12日の朝は至る所に霜が降り、雪かと思えるほど真っ白になっていた。 もともとこの一月の中旬に積雪がないなどというのが珍しいのだが、特にこの11日からの数日間は例年には見られない気象が続いたように思う。 ちょうど12…

湖岸夕景

昨日の伊吹山夕景に続いて 同時刻の鈴鹿、湖南方向の夕映え、夕焼け 左 霊仙山 右 御池岳 霊仙山 左 雨乞岳 中央 綿向山 繖山(きぬがさやま) 佐々木六角氏居城のあった山 すぐ近くに信長の築いた安土城跡がある 長命寺山 手前の暗い部分は安曇川平野部 比…