2021-01-01から1年間の記事一覧

師走

暖かな日々が続いていたが、中旬にまとまった降雪があり、その雪もほぼとけて安心していたら下旬からはとんでもない豪雪になってきた。おそらく正月は、初詣どころか、どこへも出かけることはできないだろう。今回の積雪でほぼ1メートル。今までに1メート…

野鳥 2021

今年に出逢った野鳥をまとめてみた。 いつもながら、野鳥を目的に出掛けて行くことはほとんどない。 植物や風景を撮っているときに出逢った野鳥ばかりになるが、これらの画像の中で、コハクチョウだけは場所を聞いて出かけている。 けっこういろいろな野鳥に…

初雪

ずいぶん暖かい日々が続いていたが、やはりいきなり寒波がやってきて、広範囲の降雪になった。昨年もちょうど十二月の中頃に降ってきたのを覚えている。 暖かい日々が続いていたが、一気に冷え込んで冬至を迎えることとなる。 www.youtube.com

琵琶湖夕景 (カテゴリーについて)

ブログというものは時間系列に従って記録するしかないと思っていた。自然や出逢った植物などを日記のように記録している面があり、それはそれでちょうどよい。ただ最近、このブログにはカテゴリーという機能があるのに気付いて、少しはホームページ風に今ま…

ナメコ

林の中を散策していたら、思いもかけず ナメコ に出会った。 平地のどちらかというと住宅地に近いような林である。 クヌギ、コナラの二次林というか、今でいう里山のようなところだが、もともと ナメコはこのようなところにはなかった。標高でいうと千メート…

イロハモミジ

公園を散策した時、あるいは道路沿いに植栽されたものを撮っている。 もちろんイロハモミジは山々に自生しているが、植栽されたものは個体内での色彩の変化が多く、やはりそう言ったものは園芸種の形質なのかと思う。 前半のアップされた画像は十一月後半の…

晩秋

初冬と言ってもよいかもしれない。 ただ、以前述べたように昨年も、今年もこの時期本来の冷たい時雨がほとんどなく、師走に入ってもあまり冬の感じがしない。 北西の季節風・・とよく言われるが、最近は西風が多くなって、近畿の中では多雪地帯に入る湖西、…

クリスマス

車で通り過ぎて、幸いほとんど交通量のない道だったので少しバックしてみると、エビヅルとセンニンソウが絡んでほんとうにあざやかな色彩になっていた。 よくわからないが、たぶんエビヅルに、後でセンニンソウが絡んだのかと思う。 エビヅル(ブドウ科) セ…

虎御前山

湖北に虎御前山という標高224mの低い、南北に伸びた丘状の山がある。 (琵琶湖が標高85mほどあり、湖北の平野部ですでに100m近くある。) 北端のすぐ目の前に、歴史で有名な浅井家三代の小谷城跡があり、織田信長の小谷城攻めではここが砦、城となっ…

霜月 紅葉 ②

今月の各地の山麓、山沿いの紅葉を集めた。 湖西、湖北では、例年、霜月には冷たい時雨が長引き、気持ちも沈みがちになる日々が続くが、昨年、今年ともほとんど時雨れた日々がなかったように思う。 ありがたいのだが、ちょうど琵琶湖の水位低下が言われてい…

霜月 紅葉 ①

今月、霜月に主に里で撮った紅葉を場所を限らず集めてみた ツタウルシ(ウルシ科) クヌギ(ブナ科) 下の淡黄色はコシアブラ(ウコギ科) 同上 クヌギ(ブナ科) マンサク(マンサク科) マンサク(マンサク科) イチョウ(イチョウ科) イロハモミジ(ムク…

湖北湖岸夕景

この時期にしては珍しいように思えるが、琵琶湖の水位がかなり低下しているとのことで、ここまでの低下は14年ぶりのことらしい。 真っ先に思いつくのが湖北の湖岸で、ここは琵琶湖岸の中でも最も遠浅で、水深が浅い。 来てみると、やはり陸地化していると…

カツラ

カツラ(桂) の木 トチノキと同じく、ずいぶんと山奥の源流部にまで行かないと出逢えない木だが すごく魅力的な木ではある ただ、姿の美しい木なので、公園などによく植えられていて 私たちの世代?といえばいいかどうか 以前は女性の名前に 桂子 や 桂 が…

タデ科花畑

10月の下旬から11月にかけては、蕎麦を含めて、タデ科の花が盛りを迎える。 毎年通りかかるところに、見事なタデ科の花畑を呈する休耕田があり、一部の区画にタデが密集するところはあっても、これだけ広がっているところはあまり見かけない。たぶん、すぐ横…

葛川明王院

比良の西側、安曇川の上流部に、比叡山延暦寺の修験道場 葛川明王院がある 延暦寺の中核部からはかなりの距離がある www.youtube.com 明王院で撮影をしていると、数名のカメラを持った方がおられたので話してみると、少し早いですねぇ・・・と言われる。はぁ…

若狭 信主神社

よく取り上げている 瓜割の滝 へ行く途中の、若狭上中町の三宅という集落に、信主神社という神社があり、 以前、若狭の知人が神社の木を教えてほしいというので、訪れたことがある。 すごい古木が何本も生えていて、うっそうとした森になっている。神社はも…

林道歩き

もう十年以上前から獣害がひどくなり、里の周囲には柵が設けられたが、普通に咲いていた山麓の花々はすっかり見られなくなってしまった。林道沿いに咲いていた植物も、トリカブトやハシリドコロなどの強い毒性のあるものか、キク科の植物以外はことごとく食…

アサギマダラ

毎年、秋のフジバカマの開花に合わせるようにアサギマダラが次々と訪れてくる。 遥か南西諸島までの渡りの途中に立ち寄ってくれるのだが、 まず、よくフジバカマの花を見つけ出すものだと感心する。 人とは比べようもない嗅覚を持っているのだろうが、視覚や…

コスモス

毎年楽しみにしているコスモス畑だが、今年は9月下旬には行けず、少し遅いかと思いながら行ってみるとなんとか咲き残っていてくれた。 最近は インスタ映え・・ の影響か、至る所に人が増え、植物を見に行っているのか、人を見に行っているのかわからなくな…

京都府立植物園

半年ぶりに県境を越えた ほんとうに異常な日々を過ごしている 実は府立植物園、あるいは湖南、湖東の希望ヶ丘公園などを取り上げているときは 病院へ通っている それゆえ非常事態宣言などが出ていても不要不急の事象ではないので 県境を越えようが構わないの…

夕焼けと虹と

夕方に部屋にいてもわかるくらいに外が赤くなっていた。 外に出て空を見てみると虹が一部見えたので、 すぐに開けたところまで行ってみると きれいな半円形の虹が全体的に赤みを帯びてかかっていた 9月30日 17:38 湖西は虹の多く見られるところで、…

秋 分

匂うが如く いま盛りなり・・・ これは春の桜を読んだ歌だが、秋の花々の最盛期というのは 秋分の頃のように思える もちろん地域によって異なってくるかとは思うが 主だった秋の花々が咲きそろってくる ただ、春と違い、花が終わった後を寂しく感じてしまう…

センニンソウ

花の盛りは一週間ほどだろうが、見事な花に圧倒されることがある。 いわゆるクレマチスあるいは日本のテッセンの仲間の蔓植物にあたる。 センニンソウの名前は、果実(痩果)の毛が翁(仙人)の髭に見えることから。 センニンソウ(キンポウゲ科) 紅白 紅は…

秋の七草

山上憶良の 万葉集にある七草の歌 秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花 萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花 この中で、今の時代に一般の人が違和感を覚えるのは クズ だろう 山野を覆い尽くすよ…

葉月

ずいぶんと暑い日が続いた後は、急に前線がかかり続けて大雨が続き真夏の梅雨のような状態になってしまったが、気象庁の警告通りに大きな規模の災害にならなかっただけが幸いかもしれない。 残念ながらどこへも行くことができなかったが 振り返って、今年の…

サルスベリ

現在の家に住んで、もう三十年近くになるが、最初に借家に住んでから六度の引っ越しを経て、七度目にして初めてこの持ち家に移り住んだ。 最初の家に住んでいたときに、少し行ったところにあるお寺の白い、背の高いサルスベリが印象的で、いつか庭が持てるよ…

タカサゴユリ

バイパスの土手に咲く、白いユリに目が止まったのは、もう十数年前になると思う。 それ以来至る所に増えてきた。西日本にはほぼ分布しているというが、どこまで広がっているのか。 花を見ればほとんど花屋で市販されているテッポウユリと変わらないのだから…

生水の郷

近くに、以前、写真家の今森光彦さんによって紹介され知られるようになった生水(しょうず)の郷がある。針江という集落を中心に霜降、深溝という集落にかけて、豊富な湧水が今でも生活に結びついている。敷地から湧水が自噴し、集落を網の目状に水路が通り…

七夕

生憎の天気だが、旧暦(太陰太陽暦)では、今日が七夕(たなばた)にあたる。 どこかで記したように、現在の暦の七月七日では梅雨の時期にあたってしまう。 仙台の七夕がそうであるように、いまだ旧暦の七夕に行事を行なっている地方もあるようで、大切なこ…

クサギ

梅雨明け頃にネムノキやノリウツギなどの花が咲いて、秋まで植物は一休みの感はあるが、考えてみるとこの暑い最中に咲く花もあるもので、このクサギの花は正に盛夏に咲いている。 お世辞にも良い匂いとは言えない匂いがするのでこの名(臭木)があるが、春の…