INDIANSUMMER 四季の植物

琵琶湖の湖西、湖北地方を中心に、野草、樹木、風景などを、また、時折、県外のまた高山や海外の自然も取り上げていくこともあるかと思います。 写真をデジタル化して整理し出してから15年以上が経ちましたが、年代別に整理されたそれらの写真はアルバムであると同時に、行動記録であり、日記でもあります。ブログを始めてからほぼ3年になりますが、このような形であれば継続ができるもので、また出逢った植物の整理にも役立ちます。 連絡、質問、要望等あればコメント欄にてお願いします。

カキツバタとレンゲツツジ 平池②

池の周囲にはカキツバタを引き立てるように多くの花が咲き出す。 youtu.be

カキツバタとレンゲツツジ 平池①

初夏の花にふさわしい・・と言ってもいいかと思う。平池(だいらいけ)のカキツバタは静寂な環境の中で、毎年みずみずしい花を咲かせる。今年は固定浮島の中のレンゲツツジが増えたように思え、初夏の紫と朱・・鮮烈な印象を受ける。 カキツバタとレンゲツツ…

初夏の湖岸にて

毎年5月下旬から6月にかけて、琵琶湖岸にマツヨイグサの群集が咲き広がるところがある。一面の花畑になっていて見事だが、誰が植えたものでもなく自然植生である。年によっては、6月に入ると花ごと刈り取られてしまうこともある。 マツヨイグサ(アカバナ…

フジ

この木の花がこのようにきれいなものでなかったら、もっと嫌われていただろう。藤棚にして栽培するくらいだが、実際に林で木々にからまる姿を見ると驚いてしまう。 フジ(マメ科) 歌舞伎の藤娘の姿を思い出すが、やはり執念深い姿をも描いている かなりの高…

ジャケツイバラ

どこにでもあるものではないが、四畳半から十畳あるいはそれ以上の大きさになり、開花時にはかなり目立つ。蛇結茨と書き、蛇がからまる様子からついた名前だが、鋭いトゲと相まって独特の印象を受ける植物である。ただ、一株の個体があれば、周囲にいく株か…

天狗岩新緑

今年は桜の開花は比較的早かったものの、木々の芽吹きは遅れていたように思う。ようやく天狗岩の新緑も鮮やかになってきた。 天狗岩新緑

ギンラン

一昨年咲いていたところに、昨年は見られなかった。 ところが今年はしっかりと咲き出していた。ナラやマツの根の外生菌根菌と共生するこれらの植物は、木々の林床の日陰で他の草本もあまり入り込んでこないところに生育している。 youtu.be ギンラン(ラン科…

安曇川河口

ブログを始めて3年経った。 自然や植物の日々の記録、あるいは日記として気軽に続けることができる。 新しい機材を手に入れたので、試しに安曇川の河口部を撮ってみたが、思っていた以上に規模が大きく、川辺林、湖辺林も広がっており、また湖面の色がきれい…

田中城跡

近江源氏佐々木氏の一族である高島氏の居城は清水山城であり、その流れを汲む高島七頭の一人、田中氏の居城とのことであるからせいぜい砦のようなものと思っていたが、数多くの曲輪を持つ規模の大きな城跡だった。歴史小説を読んでいて、宇治川の先陣争いで…

カスミザクラ

野生の桜の中でももっとも遅れて咲き出すカスミザクラ。花はほとんど白と言ってよく、エドヒガンザクラやヤマザクラと同じく大木になる。ただ、他の桜のようによく見かけることはなく、どちらかというとポツポツと分布している。 カスミザクラ(バラ科) 暗…

ニオイスミレ

以前からAddress などにviolet を使ってきたが、スミレの中でも最も好きなものの一つにこのニオイスミレがある。よくあるタチツボスミレと似ているが、花の紫が鮮やかなことと、中央部の白と周囲の紫のコントラストがはっきりしているので、咲いていればたい…

オドリコソウ

数多くの野草の中でも、もっとも恵まれた名前をつけてもらった野草だろう。 以前こんな話を聞いたことがある。 ある大学の野外授業で、ある女学生が初めてオドリコソウを教えてもらって、それ以来どんどん植物が好きになっていったきっかけになったとのこと。…

姉川 妹川

湖北を流れる姉川は、姉川の合戦でその名をよく知られているが、この川は、妹川とも呼ばれる高時川と合流したのち琵琶湖に流れ込んでいく。姉川といい、妹川といい、きれいな響きのこれらの川の名は、日本の他の各地にもっとあってもよさそうに思えるが、川…

若狭一宮神社

神社が目的で出かけたのでもないが、近くまで行ってふっと、若狭姫神社…というのを聞いたことがあるのを思いだして訪れてみた。行ってみてわかったが、上社の若狭彦神社 と 下社の若狭姫神社 があり、両神社で若狭国一宮である。敦賀にある 気比神社 もずい…

伊吹山麓

伊吹山麓では季節に応じて多種の植物を見ることができる。少し肌寒い日ではあったが、多くの早春の植物の開花が見られた。 トウゴクサバノオ(キンポウゲ科) サバノオの名前のとおり 右に鯖の尾状の果実が見られ これからさらに広がっていく 伊吹山麓に分布…

夫婦桜

近くの集落の墓地に夫婦桜と呼ばれるエドヒガンザクラの大木があり、名前のとおり二本の桜が、樹齢数百年を経て並んでいる。古木ではあるが、樹勢は強く、毎年見事な開花が見られ、何年かに一度、林床に生えるハマダイコンの開花と重なることがあり、見事な…

カタクリ

春の妖精(スプリングエフェメラル)の代表ともいえるカタクリ… あらためて振り返ってみると、とりあげていなかったように思う。 里山の雑木林に早春のみ開花し、その後樹木の葉が展開するに連れて、すぐに消えてしまう。足るを知る…というか、いさぎよし…と…

雨あがりのエドヒガンザクラ

エドヒガンザクラは 一分、二分咲きの淡紅色 から 徐々に淡桃色へ そして最後には白色になっていき、その頃には黄緑色の新葉が色づいてくる。彼岸を過ぎての雨は比較的暖かく、やはり今までの急に冷え込んでくる雨とは異なる。雨あがりのサクラは幾分花が閉…

酒波寺にて

今年はエドヒガンの開花が例年より早くなって彼岸過ぎ頃から咲き出したが、個体ごとのばらつきもみられる。酒波寺の行基桜は最も早く満開を迎えた。昔と違って多くの人に知られるようになり、年配のご夫婦や、小さな子供連れの家族などが来ていた。 少し異な…

春分の日

戦後定められた 国民の祝日 には春分の日は 「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」 とある。 ちなみに秋分の日は 「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」 もちろんそれ以前から 春、秋の彼岸 として先祖供養のみでなく、寺や宮中でも行事が行われてき…

ホトケノザ

場所によっては群生し、見事な花畑になることがある。花が小さいのでそれほど目立たず、小さな株だと見落としてしまうが、趣きのある花ではある。 ホトケノザ(シソ科) なお、春の七草の中でホトケノザと呼ばれるのは コオニタビラコ(キク科)のことで、こ…

色彩

近くを散歩していて久しぶりにヤママユを見つけた。しかも鮮やかな黄緑色で、冬の雑木林の中でよく目立つが、これでも一般の人は気付かないのだろう。ヤママユを人工飼育しようとすると簡単なことではないようで、自然条件下で育つ個体もいくつもの困難を乗…

初雪

例年なら、昨年の暮れに一二度は必ず降雪があるが、今年の冬は暖冬で年が明けてもさっぱり降る気配がなかった。冬に一度も積雪のないこともあるかと心配?していたら、立春を過ぎて急に積もった。ただ、この雪は湖西から南のほうにかけての降雪で、湖北には…

京都府立植物園 冬

この寒い時期に植物園が目的で訪れたわけではないが、この真冬でも咲いているものはあるもので、あぁ、そうかこの時期か と気付くものも多い。時折、霧雨が降ったり、急に日射しが出たりの寒い日だったが、ネックウォーマーが役に立って、サンドイッチを食べ…

越前海岸

スイセンを見に行ったのではないが、所用で越前海岸を訪れた。この時期、越前海岸の崖沿いにニホンズイセンの群生が見られる。ラッパズイセンに対していかにも日本のスイセンというイメージが定着しているが、元は地中海に原生地があり、中国を経て伝わった…

京都散策 ③

1月3日 初詣も兼ねて京都東山を散策。最近のオーバーツーリズム状態の京都を知っているので人混みの中を覚悟して行ったが、銀閣寺以外はほとんど人もまばらで、ゆったりとした時間を過ごせた。また、一部西洋人を見かけた他はあれほどいるはずの外国旅行者…

CHOPIN

CHOPIN この綴り読めますか? 複数形にして CHOPINS にすると生物の体を構成する主要元素 C(炭素) H (水素) O (酸素) N(窒素) P(リン) S (イオウ)になります。 I(ヨウ素)のみ主要元素ではありませんが。 CHOPIN は ショパン と読みます。ピア…

初冬

今年は比較的暖かい日が続いていて、例年なら師走に一度は降り積もる雪もない。晩秋から初冬にかけての期間がずっと続いているように感じる。ただ、気がつくとさすがに樹々はすっかり葉を落としてしまっている。Indian Summer 小春日和 の多い晩秋だった。 …

実り

先月から今月にかけての画像です。 サネカズラ(マツブサ科) いまは無くなってしまった妻の実家の垣根に使われていて、義母がよくビナンカズラのことを話してくれた。 ビナンカズラ(美男葛)は、枝や樹皮を削いで水に浸した液を整髪に用いたことから。 サ…

紅葉 2019 

春の芽吹きの時期のように、紅葉の時期の移り変わりも速く、あちらにも、ここへもと思っている間に季節は進んでいく。一度できることなら、紅葉を追って、北海道から東北、信越へと南下しながら各地を廻ってみたいと思うことがある。逆に、春は南から北へ桜…