セツブンソウ

キンポウゲ科の植物の中で早春に咲く花々は イチリンソウ ニリンソウ サンリンソウ キクザキイチゲ アズマイチゲ ヒメイチゲ ユキワリイチゲ バイカオウレン ミツバオウレン セリバオウレン フクジュソウ セツブンソウ ミスミソウ スハマソウ サバノオ シロ…

天満宮

小さな天満宮だが、少しだけ梅林がある 京都の社寺や各地の有名な梅林にも行ってみたいが 人混みを避ける習慣がついてしまった 都の邸宅にあった 桜は 道真との別れを惜しんで枯れたという 梅は 有名な 東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れ…

雪景色 ②

なんのことはない 気温はまったく上がらず 午後も雪は降り続いた 護岸工事が進み ずいぶんと少なくなってきた川辺林だが 一気に雪化粧してくれた 日差しの違いでこれだけ変わる このケヤキの中央に道路が走っている

雪景色 ①

一月の下旬にまとまった積雪があったが、雪の少い年ですみそうである ありがたいことなのだが、そういえば今年は雪景色を撮っていなかった 今朝はちょうど 撮っておいてくださいね と言わんばかりの積雪になった ザゼンソウ(サトイモ科) やはりザゼンソウ…

バイカオウレン

朝ドラの中で万太郎(牧野富太郎)のお母さんが好きだった花として取り上げられたので覚えておられる方もあるかもしれない 早春に咲くキンポウゲ科の花々の中で 比較的広く分布しているのでそう遠くへ行かずとも見ることはできる ただ近くのこの場所にはずい…

雨水

暦のとおり雨になった 暖かい雨水だが週の後半には冷え込んでくるという 暦を調べていたらこんなことが書いてあった 微細な水滴が空中に浮遊するため、遠方などがぼんやり見える現象や、その際に見えるうっすらとした雲のようなものを「霞」と言います 現象…

春霞

いいのか悪いのか?・・・ 決して悪い事象だとは言い切れないかもしれないが かといって素直に受け入れて良いものかどうか・・・ そのような状態の時に使う ほぼ20℃近い気温になった 二月の中旬である 今年は雪が少なくてありがたいのだが これとて少し考え…

坂本城跡

城や石垣は好きなのでよく各地の史跡を訪れることはある とは言っても よく古墳や石棺などが発見されて大々的に説明会が行われているのを見かけるが 今回のような発掘調査現地説明会のようなものには行ったことはなかった 友人の誘いもあって初めて出掛けて…

奥の洲

私には 天の橋立 が連想されるが 若い人たちはまず モン・サン・ミシェル を思い浮かべるらしい 琵琶湖では昨秋から渇水が続き 湖岸線が沖合に引いて行く景観が各所で見られるようになった 以前にも時折取り上げている湖北の湖岸だが 琵琶湖岸の中でも最も遠…

冬の贈り物

これが何なのかはよくわからない ただ昨年から渇水が続いていて もとは内湖だったと思うが 公園の池として整備されているこの池もずいぶんと水が減っていた そしていきなりの積雪の後の姿である 水が干上がっていた池の底の土の色かとも思うし 何か藻類など…

四季の自然と植物(昨年を振り返って)

青春や白秋という言葉が 四季を色で表現したところから来ているのをご存知だろうか 冬の玄冬(玄は黒、玄人、玄米など) 春の青春(青は緑、青信号、青葉など) 夏の朱夏(朱は朱色、朱肉とか) 秋の白秋(霧や靄のイメージだろう) 人生のそれぞれの時期を…

伊吹鈴鹿夕景

この画像、動画も二日の夕刻のものになる 湖南からの帰りに湖岸に立ち寄ってみたのだが 湖面や東の空に様々な色が見られた ここの湖岸は少しトンネルっぽいところを抜けてゆくのだが 浜に出た途端に歓声を上げるほどだった 大袈裟に言えば 自然が語りかけて…

薄紫

この朝景は二日のものである それゆえ初日の出とは言わないが 一日は荒天だったので敢えて言えば この日が初日の出にあたるかもしれない 残念ながら対岸の山々には低いながら雲が掛かっており 山々からの日の出はみられなかったが その代わりというか 湖面上…

貫川内湖

貫川(ぬけがわ)内湖 と読む 琵琶湖沿岸にある内湖の一つだが この内湖は北湖と南湖に分かれており その間を 境川(貫川)という川が流れて琵琶湖へ注いでいる 百聞は一見に如かず・・・ かつて琵琶湖岸には数多くの内湖があった また今は上の写真のように…

晩秋の湖岸にて

すっかり紅葉も終わり ほとんどの木々は落葉した いよいよ強い寒波がきて雪景色に変わるだろう 少し前の今月上旬のものになる 毎年晩秋になると 湖岸のアカメヤナギに絡んだツタが見事な彩りを見せてくれる このヤナギにはナツヅタもフユヅタ(キヅタ)も絡…

気比の松原

今回の紅葉はウルシ科の植物に絞ってとりあげている 触れるとかぶれる方がいるのは当然だが 画像を見るだけでも嫌だという方がおられるかもしれない その場合はパスしていただきたい 残念ながら今年は紅葉の盛りの十一月に出かけることができなかった 以前も…

色 彩

いよいよ紅葉は山々から山麓へと降りてきた 今年の植物たちの営みの総仕上げである 自然の営みには すべて意味があり 無駄なものは何もないという 植物たちは なぜ一年の締めくくりに このような鮮やかな色彩を散りばめて終えるのか おわかりだろうか www.yo…

霜 月

今年の秋は思うように紅葉を見に行けなかったが 自宅周辺や公園を歩くだけでもよくさがせば素晴らしい紅葉はある 今夏のあの異常な暑さで ほとんどの木々の紅葉はまともには望めないだろうと思っていたが 多くの木々が暑さや乾燥に耐えて 見事に紅葉してくれ…

比良山麓にて

県の北部、東部には伊吹山地、鈴鹿山地があるが 西部には比良山地と比叡山がある 湖西のこれら山並みと琵琶湖に沿って琵琶湖西岸断層帯というのが走っており 琵琶湖の西側というのは 湖面から急に山々がそびえ立つようになっていて それゆえ琵琶湖の東岸は遠…

ナツヅタ

平地ではまず、ウルシの仲間とナツヅタが紅葉する 湖岸のヤナギの木によくナツヅタがからんでいて 今の時期にきれいに紅葉する 絡まれているヤナギにとっては災難だが と言って湖岸の木々が蔦だらけになるわけでもない 自然には節度がある ナツヅタ(ブドウ…

野 菊

ようやく少しは歩けるようになったので、野菊に見当をつけて歩いてみたが、今まで見たことがないほどのたくさんのヨメナやノコンギクに出逢った 少し前に撮っておいた ユウガギク などとともにまとめてみる ヨメナ(キク科) ノコンギク(キク科) この辺り…

タデ科の花々

十月の下旬から十一月にかけては タデ科の花々が盛りを迎えて生き生きとしてくる 条件さえそろえば密集して大きな群落を作るこれらの花々は 数少なくなった自然のお花畑のひとつである すべてタデ科の植物 後半はすべて ミゾソバ 一部過去の画像を用いている…

神無月

まだ十月だが 晩秋から初冬にかけての気候が頻繁に訪れる 少し体調を崩してまともには外を歩けていない いよいよ紅葉の季節を迎えるが ゆっくり廻れるかどうか 十月に入ってから撮ってあった画像があるのであげておく 前半は京都府立植物園に立ち寄った時の…

秋風

朝晩は冷え込み、時折時雨の天候となる 晩秋の時期にあたる かと思えば昼間は汗をかくほど暑くなる 残暑の時期の感じがする ようやくキンモクセイの香りがするようになったが 二週間遅れだという ところがイチョウの色付きはずいぶんと早い 今年ほど秋の訪れ…

アカガシとシラカシ

以前にも取り上げたかもしれないが 湖北地方には各集落に 野神(のがみ)の森 というものがあって 集落のはずれにあるところもあるが 集落内に驚くほどの大木があるところも多い 木之本町黒田には 黒田のアカガシ と呼ばれる野神があり この木は 新日本名木…

秋の花 ③

十月に入って急に秋めいてきた 秋本番である ただ今夏の暑さの異常ぶりから 秋や春がなくなって 夏と冬だけになっていくのではないか との心配を聞いた 事実その通り 先日は急な冷え込みで 晩秋の時雨のような気候になった 秋の花真っ盛りには違いないが そ…

ヒガンバナ

予想はついたが ほぼ一週間ほどの遅れ かつ 場所によって開花がバラついている 咲くのか? とも思っていたくらいの夏の暑さだった またこれもある程度の予想はしていたが 湖岸の群生地は平日の早朝にも関わらず 遠隔地からとんでもないほどの人が来ていた 早…

仲秋

弱い雨や曇りがちの日が続いていたが、この日のみを狙ったように快晴の日になった 昨年と同じく 月の出を湖岸から眺めたが やはり素晴らしいものだ ある意味で 感動ものである 山の端から月が出てくるだけのことだが 経験して見るとわかる 十六夜 や 立ち待…

秋の花 ②

ようやく秋の気配を少し感じる日々になった ただ今回の異常な夏は 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだ・・・ では済まされない 喉元過ぎれば熱さ忘れる・・と言うが 全世界的な今夏の暑さと 全世界的な今回のパンデミックは 忘れてはならないと思う 小…

ウスイロツユクサ

ツユクサに種類があると聞いたことはあったので それか? と思ったがウスイロツユクサと名付けられた品種にあたるらしい 牧野富太郎がウスイロと名付けているが 薄い色 との意味ではなく 日本古来の薄色(薄紫に近い藤色のような色) の意味ではないかとも言…