湖岸夕景

湖西は平野部の幅が狭く、山が迫っていることがあって、夕景がきれいなことは稀で、かわりに琵琶湖越しの伊吹、鈴鹿山地から昇る朝日は見事なことが多い。 逆に湖北や湖東からは琵琶湖越しの夕景がきれいで、感動する様な情景に出会うことも多い。 ただ、朝…

湖岸雪化粧

今年は厳しい寒波が何度か訪れるが、二度目の積雪は幸いに量が少なく、後にきれいに晴れ上がった日があった。 海津大崎の裏山の東山だが、サロベツ原野から見た利尻島かと思えるほどきれいに化粧している 実際に行ったことはないが・・・ ヨシ原とヤナギやハ…

カンザキハナナと比良山

もうずいぶんと前から春先の菜の花の鑑賞地、撮影地として知られた所だが、極寒のこの時期からほぼ満開を迎えていた。ちょうど琵琶湖越しに雪化粧した比良山との取り合わせがきれいで、毎年多くの人が訪れる。 守山市今浜町第一なぎさ公園 琵琶湖大橋東岸北 …

厳寒の朝

厳寒の朝 2021年の元旦は雪の朝になった。 まともには出歩くことができないので、過去の画像になるが、朝の景観をまとめてみた。 鈴鹿、霊仙山からの日の出 左は伊吹山 大津湖岸より 左奥 伊吹山 右奥 霊仙山 海津大崎 東山 以下の二枚は普通の田園地帯 …

初 雪

間も無く冬至を迎える。 昨年度は異常な年で、年を超えて翌年の二月上旬になってやっと初雪が降ったが、例年であれば、十二月に入ると初旬か中旬、まれに下旬までには初雪が降る。 比較的暖かい日々が続いていたが、今年はいきなり寒波がやってきた。 紅葉も…

初 冬

今年はまともに外へ出かけることができず、特に今は出られない。 幸い、家の周囲は林や田園が広がっているから散策はできるのでありがたいが…。 今年は比較的暖かい日が多いが、どの植物も着実に冬支度を整えている。 まもなく一面の銀世界におおわれる季節…

気比の松原

松原に行こうとしたのではなく、通りかかっただけだが、あまりにもウルシの紅葉がきれいなのでゆっくりと歩いてまわった。もはや今年の紅葉は終わりだと思っていたところ、思いもかけず、きれいな光のもとで木々が輝いていた。紅葉する木々の中でもウルシの…

湖北夕景

湖北の湖岸は夕景がきれいで、日本の夕日百選に選ばれている。琵琶湖を通して対岸の湖西の山並みに沈む夕日がきれいなのだが、湖岸が遠浅であり、ヤナギやハンノキが、あるいは竹生島の島影が景観に豊かさを添えている。 明治になるまでは太陰太陽暦(旧暦)…

ススキとオギ

ススキは秋の七草の一つに入っている。それだけ日本人の感性に馴染んでおり、誰でも見かける植物である。ただ、よく似た植物に オギ があり、荻原、荻田、荻窪…などよく名前は聞いていることと思うが、さて オギ というのはどの植物かというのはわからない人…

五色の滝

姉川ダムの近く、姉川の支流である 起し又川 を遡っていったところに五色の滝がある。裏磐梯の五色沼のように滝によって色が変わるわけではなく、また、水量も少ない渓流ではあるものの、植生は豊かで、カツラ、トチノキなどもあり、秋には紅葉が美しい。 た…

姉川上流 紅葉②

姉川の最奥部には甲津原という集落があり、その奥は渓流の様相を呈してきて、岐阜県との県境である伊吹山地の尾根筋も近づいてくる。この姉川沿の山々には植林が少なく、自然林が多く残されている。姉川、そして妹川(以前取り上げた高時川のこと)ともに、…

姉川上流 紅葉①

琵琶湖からほぼ東に姉川を辿っていくと、伊吹山地にぶつかり、そこから姉川は北方向に山間を遡っていく。いくつかの集落を過ぎて上流にまでくると、周囲の山々は自然林が多く残されており、春の新緑、秋の紅葉ともに見応えがある。伊吹山を含めたこの伊吹山…

天狗岩 紅葉

人間界の都合など関係なく、今年も同じようにきれいに紅葉していた。 残念なことに、最近は湖岸や、林の中でもかつてない強風のために倒れたり、折れたりした木々が多い。両側が垂直に近い崖に挟まれて風を避けることができるせいもあるだろうが、ここ天狗岩…

公園樹

今年は、遠くへ行けないのは残念だが、そのぶん近くの自然をゆっくりと見て廻った。紅葉の時期に入ってきたが、山麓や里山の林よりも、公園の木々は紅葉が進んでいる。木々の自生地が海外のものも多く、そのせいもあるかもしれないが、公園のカツラの木がほ…

エノコログサ

ネコジャラシとしてほとんどの人が親しんできた植物かと思う。 エノコログサ(イネ科) キンエノコロ(イネ科) 逆光に映える植物の代表だが、風によって花粉を運ぶ風媒花である。 イネやムギ、トウモロコシなど多くの主要穀物がイネ科の風媒花だが、花とい…

ハロウィン満月

ハロウィン などという西洋の風習が知られるようになって久しいが、日本という国はそれがなんであれ、とにかく受け入れてしまうことが多いように思える。クリスマスイブやバレンタインデーなど、本来は一体何の日なのか知らない人も多いかもしれない。 若い…

アトリ

これほどの野鳥の群れを初めて見た。野鳥に詳しい友人に聞いてみると、 「アトリ」とのことで、この時期にシベリアから渡ってきて各地に分散していくらしいが、当初は数千から数万羽になるという。 まさに圧巻の群れに出逢った。 アトリの群 監修 宮田 正春

秋の野の彩

まもなく森や山々の紅葉が始まるが、それに先んじて野の花たちは最後の彩りを見せる。結果としてそうなっているともいえるが、木々は草花よりも遅れて芽吹き、遅れて紅葉、落葉する。自然界の中で植物全体がひいては生物全体が共生している。 秋に咲く花には…

高時川源流 ②

県最北部の集落、中河内(なかのかわち)。年によっては積雪が4〜5mになることもある豪雪地である。高時川はこの集落の北側にある栃木峠(とちのき峠)に源を発し、この集落から東に折れて今は廃村となったいくつもの集落のある深い山間を流れ下ってゆく。…

高時川源流 ①

以前から時折訪れている高時川源流。県の最北部に位置し、もっとも降雪量の多いところで、おそらくそれがために近年の獣害を比較的受けておらず、植生が豊かなままで残っている。 歩いていて、何種類もの植物の群生に出逢った。 もともと植物は条件にさえ恵…

キクイモ

知らない人は誰かがヒマワリを植えたのだろうと思うかもしれない。川の土手や、空き地に時々生えている。最近では自然食ブームでキクイモの塊茎が売られていたりするが、天然のインスリンとか善玉菌を増やして腸を活性化するとか言われれば売れるのもうなず…

コスモス

このブログでは基本的には野生の植物を中心に、季節ごとの自然景観や、時には動物などもとりあげてきたが、植栽されたコスモスは特別にとりあげようと思う。風に揺れる姿といい、トリコロールの三色の色合いといい、もっとも名前の知られた花の一つかと思う…

京都府立植物園

この時期に植物園の自然生態園で目立つ花をいくつか カリガネソウ(シソ科) トウテイラン(オオバコ科) 洞庭湖のランとの命名だろうがランではない むしろトラノオがついていても良さそうな花 ミズトラノオ(シソ科) 湿地に咲く ツリフネソウ(ツリフネソ…

ミズアオイ

昔は水田に生えていたようだが、まず、今はもうない。絶滅が危惧される植物の一つだが背丈は3、40cmあり、生えていれば目立つ。 ミズアオイのミズは水色のミズなのか、水辺に咲く意味でのミズなのか・・・ ミズタビラコやミズトラノオはたしかに水辺に咲…

醒井のバイカモ ③

動画で見るとわかるが、地蔵川はかなりの水量で流れている。ここ一月ほどまとまった雨は降っておらず、ほとんどが湧水のはずである。 生まれ育った実家には井戸があった。夏は冷たく、冬暖かい。 考えてみれば、昔から人は水の確保できるところに住み着いた…

醒井のバイカモ ②

バイカモは梅花藻と書くが、ワカメや昆布などの藻類ではない。よく言う 藻・・・ カナダモ、キンギョモ、クロモ、エビモなどと同じで、タンポポやユリと同じ被子植物にあたり、それが証拠に地上の植物と同じようにいわゆる花が咲く。沈水植物という仲間だが…

醒井のバイカモ ①

醒井(さめがい)は米原町にある旧中山道の宿場町だが、昔から湧水で有名で、旧街道沿いの地蔵川にはバイカモが生育している。夏になると川面一面に白い花を咲かせて、また水中で揺らめく様は、この川の周囲の街の生活と一体感があって趣がある。 地蔵川の最…

ウユニ琵琶湖

湖岸にて 猛暑が日々続いているが、最近の大気は、春の霞がかかったような感じで山々もすっきりとは見渡せないことが多い。以前は夏の空はこのような感じではなかったように思うが、黄砂は来ていないし、やはり大陸からのPMのようなものの影響だろうか。 た…

湖北湖岸の景観

湖北の湖岸線、姉川河口から北部の尾上(おのえ)漁港にかけては、琵琶湖岸の中でももっとも遠浅の湖岸が続いており、景観が特に優れている。特に夕景時においては、琵琶湖を越えて対岸の山々に夕日が沈む姿が素晴らしく、以前から三脚を携えたカメラマンが…

早崎内湖のハス

かつて琵琶湖岸には数多くの内湖、入江があった。高度成長期に干拓が進み、その後湖周道路が通り、ずいぶんと景観が変わってしまった。たとえば、ずっと以前のことで言えば、有名な安土城や彦根城は、周囲を内湖や湿地に囲まれていたが、今はその面影がない…