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降 雪

今年は積雪がずいぶんと少ない いつか述べたようにいつもの冬の季節風 北西の季節風 が 西風に変わってきているように思う それゆえ 北陸や東北では大雪になっているところがあると聞く 時には1メートルを超える雪が降る湖西や湖北にとっては ありがたいこ…

ヌートリア

特定外来生物・・・ ヌートリア あまり歓迎される動物ではないのだが 湖岸を歩いていると ずっと以前から住んでいますよ・・ というような顔をして 人目を気にせずに岸辺を歩き回っていた 大きさはネズミが小振りの猫くらいになった感じといえばよいかと思う…

紅葉2024

たいへんな、ほんとうにたいへんな夏を経て 全体に遅れ、ばらついていた今年の紅葉も いよいよクライマックスに差し掛かってきた 毎年思うが あまりにもみごとな紅葉の姿は 感動する一方で 寂しさがつきまとう 祭りに それも 子供の頃から経験していた 秋祭…

晩秋の湖岸夕景

例年ならこの晩秋の時期は冷たい雨が降り続く気持ちも沈みがちな季節だが、いいのか悪いのか最近は暖かく穏やかな日々が多くなった 本来瀬戸内や太平洋側の地域がこのような気候なのかもしれない 昼間にも冷たい雨が降ってはあがるのを繰り返すため、よく虹…

公園の秋 Autumn in the Park

山麓の紅葉まではまだ少しかかるが、先駆けて公園の木々が色付いていた 密に生える自然林よりも日差しをいっぱい受けて、 また寒暖の差も激しいために早まるのかとも思うが それほど樹々の葉は傷んでもいないように見える ユリノキ(モクレン科) ナンキンハ…

タデの花のじゅうたん

秋も後半になってくると、 と言っても今年はほとんど前半がなかったようなものだが 野菊とタデ科の花々が目立つ季節になる この時期に田の畦や休耕田を見て回ると 思いもかけないきれいな色彩に出逢うことがある これら野の花々の多様性は 農耕の営みがあっ…

コスモス

この夏の いやこの夏から秋だった日にかけての 異常な熱さで 多くの花々や木々が傷めつけられたが 一見弱々しいイメージのコスモスは 今年もなんとか咲いてくれていた 雨も少ない日が続いたが 地区の人が日々世話をされておられたのかもしれない 湖西にある…

スズメとハト

最近スズメが少なくなってきたという話を聞くが この日は偶然目の前でスズメが水浴びをしてくれた ほぼ同じ場所でほとんど逃げないキジバトに出逢った やはりカメラはいつも身近に持っておくべきだ いつもスマホで撮る若い人には当てはまらないが キジバト(…

夕映の空

この異常な暑さにも関わらず 今年はあまり発達した積乱雲を見なかった ここに来て盛夏とみまがうほどの暑さになり ほぼ東方向から南方向までを覆い尽くすほどの雲に覆われた この時期にこれほどの夕映えが見られるのが いいことか悪いことかよくわからないが…

朽木 トチノキの巨木

今から十五年ほど前、朽木(くつき)の山奥で 樹齢数百年のトチノキの巨木が業者によって切られていった 見かねた地元の有志が 巨木と水源の郷を守る会 を立ち上げ 県や業者、土地所有者に掛け合い それ以上の伐採を止めることができた 当時の嘉田知事に直訴…

琵琶湖岸 ハスの大群落

十年ほど前になるか この湖岸にハスが広がり、花が咲き出した 年々広がっているように思える 今では多くの人が気付き 訪れるようになってきた 以前はここより少し南の早崎内湖(干拓地ビオトープ)に 一面のハスが広がっていた が、県の方針なのか重機が入り…

棚田のハス

湖北にある集落の 奥まった谷間の棚田のハス畑 湖岸のハスはよくとりあげてきたが 栽培のものは小さな規模しか見たことがなかったので 近くに来た折に寄ってみた 3ヘクタール弱あるという ハス(ハス科) www.youtube.com

京都府立植物園 夏

所用があったので、せっかく京都まで出てきたということで少しだけ寄ってみた 昨年カノコユリの写真を撮った覚えがあるので 夏にも来てはいる ただアラートの出ている酷暑の京都盆地に 長時間外出するのは危険極まりないとは認識しており 大きな木々の木陰に…

ネムノキ

この変わった花はどこかでみられたことがおありかと思う 桜とはまた違った華やかさ、明るさを持っている 雨の多い梅雨末期から咲き出しせっかくの花が濡れそぼっていることも多いが たくさんの蕾を持っていてそんなことは気に掛けていないのだろう 湖岸や河…

夏 琵琶湖岸

やはりすっきりと晴れわたった日は少ないので 雨が上がってもどんよりとした曇りが多いが 琵琶湖岸に行ってみると意外と鮮やかな色彩に出逢うことがある 青と緑の対比というか 曇り空の下でも湖面が淡い水色に見える場所があった 普段は植物や風景を意識して…

ネジバナ

モジズリともいわれる もっとも身近なラン たいていは芝生や草地で見かける ラン科の植物は菌類と共生して生活しており キク科の植物とともに 種類も多く もっとも進化の進んだ植物にあたる ネジバナ(ラン科) www.youtube.com

ヤマアジサイ

この時期の代表的な花 ヤマアジサイ 源流部や高所にゆけばエゾアジサイもあるが ほとんどはこの花である(近畿北部では) 飾り花をなくしたいさぎよいコアジサイとともに 山々を飾ってくれる ヤマアジサイ(アジサイ科) www.youtube.com なお一般的な手毬咲…

安曇川

安曇川(あどがわ)とよむ 多くの人は あずみ川 と読むのではないだろうか 古代の海洋族の安曇族が九州から全国に移動し 信州の安曇野なり ここ湖西の安曇川なりに住み着いた 昔 司馬遼太郎さんが安曇川の地名を聞いて 「ほぅ ここにもありましたか」 と言われ…

ユクノキ

昨年は一本も咲かなかった 一昨年は全山雪かと思うほどに咲き誇った 今年はある程度は咲いている どういう風になっているのか 湖西のオグラス山に咲くタムシバでも同じようなことが起こる 柿などの隔年結果はよく知られている現象だが 果実の成長とともに翌…

高時川

二年前の夏の豪雨によって洪水を引き起こし 何ヶ所かの決壊と 河口部さらには琵琶湖全域へ大量の流木が流れついた この画像 映像は 上流部のものにあたるが さらにここより上の源流部に豊かな植生が残っている が・・・入れない 洪水が起こる数年前から源流…

初夏 湖岸

春にはそれほど目立たなかった湖岸も 初夏には 野草の花々が咲きそろい 彩りを増してくる 主に湖西の今津浜を中心にとりあげているが 湖北 湖西 全般の湖岸のものが混じっている 毎年 今津浜では初夏にマツヨイグサが咲き 広大で見事な花畑になる ・・・が、…

照葉樹の森

五月は照葉樹にとっても 落葉と同時に 新葉展開 の時期にあたる ナラやサクラ、ケヤキなどの夏緑樹は落葉するが シイやカシ、ツバキなどの照葉樹は常緑である 常緑樹という言葉を鵜呑みにすると 一年中葉をつけているように思えるが そんなことはなく やはり…

京都府立植物園 植物

この時期は特に桜園が目につき、また人も多く集まるが 各所に特徴的なものも見られた 品種名は見ていない 同じ箇所につく花でも花色が異なっている オオシマザクラ(バラ科) オオシマザクラは日本固有の野生種である オオシマは伊豆大島だが、関東以南の海…

京都府立植物園 色彩

全国初の公立植物園として大正13年に開設されて今年で100周年を迎えたという ずいぶんと昔からよく訪れている植物園だが 私の好きな自然生態園ができたのみならず バラ園、桜園、梅園 その他あらゆる箇所が充実してきていて 特に近年の桜園は目を見張る…

プレリュード

たいていの人は聞き覚えのある曲ではないかと思う 平均律クラヴィーア曲集 第一巻第一番 プレリュードとフーガ BWV 846 ハ長調 などという長い名前がついている 平均律というのはピアノなどの調律の仕方で クラヴィーア というのは チェンバロのような楽器の…

イチゲ

少し前のもの(今月の上中旬)になる キクザキイチゲとアズマイチゲ イチリンソウをいっしょにとりあげようと思ったが 彼岸になっても冷え込んで開花が遅れそうなのでやめる イチゲは 一華 だろう 園芸の花では アネモネ にあたる キンポウゲ科のイチリンソ…

朝 霧

朝から深い霧で、山肌に雲がかかるような景観が見られた このような日は幾分寒さも和らいで、しっとりとした風景が見られる ヤマエンゴサク(ケシ科) 兵庫県の明石のあたりに 朝霧 という名前の駅があったようにも思い 調べてみたらやはりあった ほぼ明石海…

吹雪の彼岸

暑さ寒さも彼岸まで・・・ 昔の人はすごいなぁ・・と感心していたが そういった言い伝えが崩れ出し環境変化がはなはだしくなって久しい 昨日 春分の日は久々に実家の墓参りへ行き、皇子が丘公園にある早咲きのハツミヨザクラを 眺めていたが、急に時雨れて気…

セツブンソウ

キンポウゲ科の植物の中で早春に咲く花々は イチリンソウ ニリンソウ サンリンソウ キクザキイチゲ アズマイチゲ ヒメイチゲ ユキワリイチゲ バイカオウレン ミツバオウレン セリバオウレン フクジュソウ セツブンソウ ミスミソウ スハマソウ サバノオ シロ…

天満宮

小さな天満宮だが、少しだけ梅林がある 京都の社寺や各地の有名な梅林にも行ってみたいが 人混みを避ける習慣がついてしまった 都の邸宅にあった 桜は 道真との別れを惜しんで枯れたという 梅は 有名な 東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れ…