Landscapes

雪景色 ②

なんのことはない 気温はまったく上がらず 午後も雪は降り続いた 護岸工事が進み ずいぶんと少なくなってきた川辺林だが 一気に雪化粧してくれた 日差しの違いでこれだけ変わる このケヤキの中央に道路が走っている

雪景色 ①

一月の下旬にまとまった積雪があったが、雪の少い年ですみそうである ありがたいことなのだが、そういえば今年は雪景色を撮っていなかった 今朝はちょうど 撮っておいてくださいね と言わんばかりの積雪になった ザゼンソウ(サトイモ科) やはりザゼンソウ…

奥の洲

私には 天の橋立 が連想されるが 若い人たちはまず モン・サン・ミシェル を思い浮かべるらしい 琵琶湖では昨秋から渇水が続き 湖岸線が沖合に引いて行く景観が各所で見られるようになった 以前にも時折取り上げている湖北の湖岸だが 琵琶湖岸の中でも最も遠…

冬の贈り物

これが何なのかはよくわからない ただ昨年から渇水が続いていて もとは内湖だったと思うが 公園の池として整備されているこの池もずいぶんと水が減っていた そしていきなりの積雪の後の姿である 水が干上がっていた池の底の土の色かとも思うし 何か藻類など…

伊吹鈴鹿夕景

この画像、動画も二日の夕刻のものになる 湖南からの帰りに湖岸に立ち寄ってみたのだが 湖面や東の空に様々な色が見られた ここの湖岸は少しトンネルっぽいところを抜けてゆくのだが 浜に出た途端に歓声を上げるほどだった 大袈裟に言えば 自然が語りかけて…

薄紫

この朝景は二日のものである それゆえ初日の出とは言わないが 一日は荒天だったので敢えて言えば この日が初日の出にあたるかもしれない 残念ながら対岸の山々には低いながら雲が掛かっており 山々からの日の出はみられなかったが その代わりというか 湖面上…

貫川内湖

貫川(ぬけがわ)内湖 と読む 琵琶湖沿岸にある内湖の一つだが この内湖は北湖と南湖に分かれており その間を 境川(貫川)という川が流れて琵琶湖へ注いでいる 百聞は一見に如かず・・・ かつて琵琶湖岸には数多くの内湖があった また今は上の写真のように…

晩秋の湖岸にて

すっかり紅葉も終わり ほとんどの木々は落葉した いよいよ強い寒波がきて雪景色に変わるだろう 少し前の今月上旬のものになる 毎年晩秋になると 湖岸のアカメヤナギに絡んだツタが見事な彩りを見せてくれる このヤナギにはナツヅタもフユヅタ(キヅタ)も絡…

気比の松原

今回の紅葉はウルシ科の植物に絞ってとりあげている 触れるとかぶれる方がいるのは当然だが 画像を見るだけでも嫌だという方がおられるかもしれない その場合はパスしていただきたい 残念ながら今年は紅葉の盛りの十一月に出かけることができなかった 以前も…

秋風

朝晩は冷え込み、時折時雨の天候となる 晩秋の時期にあたる かと思えば昼間は汗をかくほど暑くなる 残暑の時期の感じがする ようやくキンモクセイの香りがするようになったが 二週間遅れだという ところがイチョウの色付きはずいぶんと早い 今年ほど秋の訪れ…

仲秋

弱い雨や曇りがちの日が続いていたが、この日のみを狙ったように快晴の日になった 昨年と同じく 月の出を湖岸から眺めたが やはり素晴らしいものだ ある意味で 感動ものである 山の端から月が出てくるだけのことだが 経験して見るとわかる 十六夜 や 立ち待…

夏雲 Ⅱ

おそらく八月の下旬、九月に入ってもこの暑さは衰えないのだろうと思っていた ただ、雲を見ていると、積乱雲もあるのだが秋の雲も混じってきて複雑な空模様をしている ただ日中はすこぶる暑い この暑さの中でも 秋の花々も見かけるようになってきた 湖西では…

夏雲

あまりにも暑い日々が延々と続き 異常が平常になってきている 台風によって少しは変化があるかと期待したが 数日の曇りがちな日の後、まったく変わらぬ日々が戻ってきた 元気なのは 夏雲のみ 先月から撮り溜めていたものを集めてある 夏雲 www.youtube.com …

続 これでいいのだ! 素朴な花火大会

写真とともに動画も撮ってあったのだが、湖岸の砂地に三脚を立てたため画面が傾いていた 工夫すればなんとかなるもので、短くまとめてあるが いいところを抜き出しているわけではない 風の強い日だったので波の音が大きかったり ピントが合っていなかったり…

これでいいのだ!

今年も昨年に続いて十五分の、球数も少ない花火大会がおこなわれた たった十五分だがこれで 十分 いや 充分 である 十分は数量的なものを、充分は精神的なものに使うとある やはりこの場合は充分である 毎年 湖岸に座って見ているのだが近くに町営住宅や障害…

伊吹山 ②

あまりにも悲惨で暗い報告、画像ばかりなので 今回なんとか出逢えた花々・・ 西遊歩道になんとか保っている植生 を取り上げておく 二重の柵によって唯一残されている本来の植生 紫は ルリトラノオ(オオバコ科) 伊吹山の固有種 世界でここにしかない 赤は …

伊吹山 ①

伊吹山全山壊滅! 今回のブログはいつものものと違って報告のようなものになる 七月の中旬に大雨で伊吹山登山道が崩れ通行禁止になったと聞いた 五合目あたりとのことだったが ある程度急なところはあっても崩れるような急峻な登山道ではない ニュースの写真…

信州 ⑦ 白駒池

何かおかしいとは思いながら・・ 八ヶ岳白駒池を跳ばしていた あらためて・・ 八ヶ岳は夏沢峠を境にして 岩峰の目立つ南八ヶ岳と 針葉樹を中心とした森に覆われている北八ヶ岳に分かれる 男性っぽい南と 女性っぽい北に分かれ 御泉水のところでも出てきた蓼…

信州 ④ 吐竜の滝

御嶽山の山麓にも多くの滝があったが、八ヶ岳の山麓にも同じように多くの滝の名が記されている。それほど有名なものはないように思うが、蓼科大滝の植生に味を占めて、いくつか記されている中でも歩きやすそうな滝を訪ねてみた。 南アルプス 左 北岳 中央 仙…

信州 ③ 蓼科大滝

水量があり迫力はあるものの 大滝というほどの大きな滝ではない ただ 川沿いの植生がすごかった 周囲は以前から開かれた観光地や別荘地で このような亜高山の植生が残されているとは思わなかった 蓼科大滝 植生と雰囲気で言えば 東北の 奥入瀬渓流 に少し近…

信州 ① 八島ヶ原湿原

霧ヶ峰 というと ほとんどの人が知っている地名だろう たしかに霧が多いらしく 夏も涼しい ニッコウキスゲの似合う草原のイメージがあり ずいぶん得をした地名のひとつかと思う この広大な草原は 風衝草原 と聞いたことがあったが 調べてみると人の手による…

初夏 箱館山

暑い日が続き、かと思えば寒々しい日もあり、寒暖差が激しく、強風の日も多く、 春霞が例年よりもひどいようにも思えた 一言で言えばあまり春らしくない不安定な春だった 異常気象、天候不順・・最近のそう言った傾向から皮肉っぽく言えば安定して不安定にな…

日本海夕景

白山からの帰り道 国道8号線は武生から敦賀までの間、海沿いの標高の高い場所を通り、何ヶ所か西側の海の景観が見えるところがある。前にも書いた通り、車での走行中は景色や植物を見たくてもなかなか止まれない。ただここには小さな道の駅があり ちょうど…

龍双ケ滝

自然は皆そうかもしれないが この滝は作れと言われても作れないだろう ちょうどの角度と広がりと岩の質と水量と 扇形に広がるように作ってと言われてもできるものではない さらにカツラの木やカエデの木まで添えて 見事というよりない 地形図を見てもなぜこ…

箱館山 新緑

湖西にある箱館山 はこだて と読むが 北海道の函館とは字が異なり 箱型の形からきている低山である 五六百mの低山とはいえ 林道が周回していて 湖西の展望台であり 初夏にカキツバタが咲く 平池(だいらいけ)があり 新緑や紅葉の見事な天狗岩があり 淡海湖…

姉川 新緑

信州や東北などに行けば 高原や山麓の丘陵地などスケールの大きなところがたくさんあって 新緑もさまざまな変化が見られるかと思う 例えばこれからの季節 上高地や裏磐梯などへ行けば目の覚めるような光景だろう 国立公園にあたるようなそのような場所はない…

高時川 新緑

昨年の夏に大雨による洪水を起こした高時川 いまだに爪痕の残る場所もあり 少しの雨でも水が濁るようになった あれから最上流部には行っていない この川には以前 丹生ダムの計画があった もう四十年ほど前になるが 細い川沿いの山間部の道を通ったことがある…

卯月③ 新緑

なんとか止められぬものか それがだめでも 少し遅らせられぬものか・・・ 毎年春の進む速さには驚くばかりで 今年はなおさら呆れるほどである あそこにも行けておらず ここもまだ行けていない この瑞々しい時期があまりにも速く過ぎてゆくのが勿体無い 人の…

湖面

今年の春は忙しい。 何もかも一気に芽吹き、開花し、色づいてくる。 春は一週間どころか一日で様相が変化することが多いが 今年の春はそれを全体に前にずらせて圧縮している そのためとりあげてゆく事象も遅れ遅れになっている。 四月いっぱいくらいまでは、…

湖北湖岸にて 新緑③

長浜以北は、湖周道路沿いにヤナギやハンノキが生い茂り、ヨシが広がって、琵琶湖岸の中でももっとも遠浅の浜が続いている。 少し沖合の湖中に浸かったヤナギなどの景観がきれいで、以前からよく夕景の撮影をしている人を見かける。 と同時に、新緑の時期も…