薄紫

 

この朝景は二日のものである

それゆえ初日の出とは言わないが

一日は荒天だったので敢えて言えば

この日が初日の出にあたるかもしれない

 

残念ながら対岸の山々には低いながら雲が掛かっており

山々からの日の出はみられなかったが

その代わりというか

湖面上では幻想的な霧が見られた

 

 

日の出の直前にはこのような薄紫色が出る

日の出直前 あるいは日没近くにも日によって時折この色が出るが

朝夕において もっとも好きな色である



 

 

月ではなく、太陽である

湖面上の霧

北(左)の方へ流されてゆく

北の方向をみると湖面の霧がよくわかる

手前の白いものは琵琶湖水位低下によって藻が干上がり

霜によって氷結したもの


現在の琵琶湖の水位は マイナス76㎝
かつてないほど湖岸線が沖に後退している