イブキの名を持つ植物は二十種類以上ある
それほど高い山でなくとも
固有種も数多く生育し
誇るべき植生を持つ伊吹山は
残念なことに・・・
昨年までは以前から厳重に二重の柵で囲まれた狭い一画以外は
ほとんど食べ尽くされたようになっていた
花の盛りの頃でも
ほとんど色彩をなくしたように
褐色のスゲやイ、あるいはシカの嫌うキク科の植物ばかりが広がっていた
シカは毒性の強いイブキトリカブトまで食べる
滋賀県というと琵琶湖しか思い浮かばないと多くの人はいう
ただ伊吹(イブキ)という地名は多くの人が知っていると思う
神話にも出てくる山名である
今年2回ほど頂上を訪れる機会があったが
一昨年ほど前から金属のフェンスで囲うようになった
頂上西側については
少しずつだが色彩が戻ってきていた
固有種も復活してきた
ただ見かけなくなった植物もある
伊吹山全体から見れば
限られたごく一部のことであり
それですべて安心できるわけではないが
旧知の友に出会えたように
多くの花々を確認できたのは
ほんとうに嬉しかった
























