ニホンザル

 

北限のサル・・・

下北半島に生育するニホンザルが北限の猿にあたる。

考えてみれば、ゴリラもチンパンジーもオランウータンもテナガザルも

その他小型の霊長類もほとんどは熱帯か亜熱帯に生息している。

海外からの人は珍しがって スノーモンキー と呼ぶらしい。

今年は予報通り雪の多い年になりそうだが、こんな冬でも冬眠はせずに冬を越す。

最近は人里に来て、畑の作物や果樹を、中には人家の軒や縁側などの食物を狙う輩もいる。

小さな畑で少しの野菜を育てているが、収穫期を見越して狙ってくる少数の離れ猿がいて、一生懸命になって育てたものを台無しにされると本当に腹が立つ。ニホンジカによる食害も酷かったので、小さな畑を囲い、丈夫な網を全面に貼っても、ニホンザルはなんと歯で噛みちぎってでも入る。被害に遭うと、本当にがっくりきて腹が立つ・・・

が、ある時思ったのだが

これは今の自分達の姿に似ていないか?

と、考えたら、少し腹が立たなくなった。

私たちの小さな頃は、みんながもっと貧しかった。食べ物や服も生活様式も・・

ものに関しては本当に驚くほど豊かになっている・・

ただ、異常な行動をする人間がどんどん増えてきた。

元に戻るわけにはいかないが、振り返って見る必要はあるような気がする。

 

 

ニホンザル(霊長目 オナガザル科 マカク属)

親子なのか、この猿は野生のマメガキを食べている

昔の穏やかな頃の自分達を見ているような気がする

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伊吹山 ②

 

 

湖岸はもとより、湖西の至る所から対岸の伊吹山は見える

以前から不思議に思っていたことだが

琵琶湖岸から見ると伊吹山は比較的小さく見えて

内陸から見ると大きく見える

内陸から見た場合、湖岸からの場合より距離が遠くなるのでむしろ小さくなるはずである

ところが田園風景や河川越しに見たりするとかなり大きく感じてしまう

 

伊吹山 と 竹生島(ちくぶしま)

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左 伊吹山地 右 鈴鹿山地

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一度比較してみようと思っていたが

内陸と湖岸で同じレンズで撮ってみて並べてみた

 

24mm(換算36mm) 内陸より

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24mm (換算36mm) 湖岸より

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内陸の撮影位置は湖岸より5Kmほど手前になる

こうやって見てみるとやはり湖岸からの方が少し大きく写っている

 

 

100mm (換算160mm)内陸より

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100mm (換算160mm)湖岸より

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やはり湖岸から見た方が少し大きく写っている

 

ということは、やはり前面にある物の違いによって大きさの感覚が異なって感じられるのだろうと思う

前面に全面、平な琵琶湖の湖面が広がるのに対して

田園や丘陵や河川やあるいは街並みやを通してみると大きく感じているということになる

けれど、やはり時や場所によっては伊吹山は迫ってくるようにかなり大きく見える

伊吹山 ①

 

植物をよく知っている人なら、このブログは琵琶湖の湖西、湖北を取り上げていながら、なぜ伊吹山が出てこないのかと不思議に思われるかもしれない。

理由が三つほどある。

一つは昨今の自主規制や感染防止等のため、ここ数年は、野外といえど自由に行動できなかったこと。

二つ目には、もう七、八年近く前からになるか、以前から心配していた獣害が頂上のお花畑にまで及んで、以前と比べて見るに忍びないほどの姿になってきたこと。最近では柵を設けて頂上地域だけは守ろうとしているようだが、以前の姿に戻るのにはあと何年かは、あるいはもっとかかるかもしれない。

三つ目は、私自身の体調の問題で、残念ながら、以前のように自由に山歩きができなくなったこと。

ただ、伊吹山は九合目までドライブウエイが通じているので、体調の良い時にゆっくりと時間をかければ花畑を廻ることはできるかもしれない。今年の夏にでも久々に歩ければありがたいのだが・・・

伊吹山だけでなく、以前から登っていた近隣の山々でも花々の多いところは数多くあるので残念な限りだが、ここ数年取り上げているところは、できるだけ工夫して今の体調でも廻れるところを選んだり、新しい機材を用いたりしている。いずれ、昨今の非常事態が終わり、場所や時期を工夫すれば高山帯とて行けないことはないかもしれない。

 

昨年の暮れから、カテゴリーというものを取り入れたが、今は、植物にとっては活動が休止している冬の時期にあたるということに加えて、また行動規制がかかりそうな情勢になってきた。私は残念だなぁで済むが、一般の人々はどれだけ大変な人がいることかと思う。唯一冬の景色を撮ることもできるが、以前のように早朝から冷え込みの厳しい中を、あるいは積雪の多い中を行動できなくなってきている。

そのこともあって、カテゴリーに Memories という項目を加えようと思う。主に冬場の時期に、かつての山行や、かつて撮った画像を取り上げたり、あるいは、四季それぞれの該当する時期の記録を時折振り返ったりできればと思う。

 

それゆえ、今回の以下の画像は過去の伊吹山での画像を集めたものである。

もちろんこの冬の最中、誰が見ても今現在の伊吹山の姿でないことはわかるが・・・。

なにしろ伊吹山は11m82cmの世界一位(日本一位ではない)の積雪量観測記録を持つ山である。

普段取り上げているものは、断りのない限り当日、前日のものか、あるいは編集に時間がかかったとしても、一週間以内くらいのものである。

 

ヒロハシモツケバラ科

奥の峰は、伊吹北尾根と呼ばれる花々の多い尾根

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シモツケソウ(バラ科) メタカラコウ(キク科)

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シモツケソウ(バラ科

今は一部網で囲まれた場所を除いて、このような見事な姿は見られない

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シモツケソウ(バラ科) サラシナショウマキンポウゲ科) ヨツバヒヨドリ(キク科)

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サラシナショウマキンポウゲ科) フジテンニンソウ(シソ科)

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ミヤマコアザミ(キク科) イブキトラノオタデ科

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ミヤマコアザミ(キク科) クサフジマメ科

白いものはミヤマコアザミの綿毛

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キオン(キク科)

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キンバイソウ(キンポウゲ科

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ヒロハシモツケバラ科

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ルリトラノオ(オオバコ科)

伊吹山の固有種

つまり世界中で伊吹山にしかない

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グンナイフウロフウロソウ科

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イブキシモツケバラ科

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ヤマタツナミソウ(シソ科)

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キバナノレンリソウ(マメ科

日本ではここのみ、ヨーロッパに分布するため、信長が薬草園に持ち込んだものと言われる

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エゾフウロフウロソウ科

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イブキトリカブトキンポウゲ科

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イブキコゴメグサ(ハマウツボ科)

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イブキフウロフウロソウ科

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キバナノカワラマツバ(アカネ科)

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ヒロハノアマナユリ科

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ヤマトグサ(アカネ科)

牧野富太郎が日本で初めて命名した植物

日本固有種で、日本で最初に学名がつけられた植物と聞いていたが

トガクシソウが最初らしい

二番目にあたる

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オオイタヤメイゲツ(ムクロジ科)

伊吹山の頂上部周辺にはブナ帯の代わりにこの植物が分布している

名前の通り、紅葉はすこぶる美しい

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四季の色 ②

 

四季の色 ①  より続く・・・

 

 

春 夏 秋 冬 のそれぞれに 

青 朱 白 玄 をあて

そこから 

青春

朱夏

白秋

玄冬

という言葉が生まれてきている

 

そしてそれらの言葉を人生の四季に例えて使われるようになった

 

この話を若い人たちに話すと

驚いて、目を見開いて聞き入る人がいる

その人は感性が深く、感受性の豊かな人だろうと思う

 

どうかよい年になりますよう・・・

 

 


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四季の色 ①

 

四季をそれぞれ色で表現してみてというと、皆さまざまな色をあげる

春はピンクで、夏は青、秋は茶色で、冬は白とか・・・

 

昔の人は 

春は 緑

夏は 朱色

そして秋はなんと 白

さらに冬は 黒 で表現した

 

春の緑は昔は青と表した

青信号とか、目に青葉 とかの言葉に残っている

秋の色に 北原白秋 という詩人がいたのを思い出す

冬の黒は昔は玄(くろ)で表した

玄人とか玄米 とかの玄にあたる

 

             四季の色② に続く・・・

 

 


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師走

 

暖かな日々が続いていたが、中旬にまとまった降雪があり、その雪もほぼとけて安心していたら下旬からはとんでもない豪雪になってきた。おそらく正月は、初詣どころか、どこへも出かけることはできないだろう。今回の積雪でほぼ1メートル。今までに1メートル以上の積雪はあったが、それは何日か降り続いてのことで、今回のように1日で積もったのは記憶にない。クリスマス以降は毎日除雪の日々が続いた。積雪による車の渋滞のニュースばかりが目に付くが、北陸や東北や、大雪で孤立したり、被害が出ているところも多いだろうと思う。

 

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野鳥 2021

 

今年に出逢った野鳥をまとめてみた。

いつもながら、野鳥を目的に出掛けて行くことはほとんどない。

植物や風景を撮っているときに出逢った野鳥ばかりになるが、これらの画像の中で、コハクチョウだけは場所を聞いて出かけている。

けっこういろいろな野鳥に出逢うもので、そのとき望遠レンズを持っていた時だけ撮れた画像になる。

考えてみれば、野鳥も、種子を散布したり、昆虫を捕食したり、自然の中で大切な役割を果たしている。よく出逢って当然である。

 

 

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野鳥監修  宮田 正春

 

 

 

 

 

 

 

初雪

 

ずいぶん暖かい日々が続いていたが、やはりいきなり寒波がやってきて、広範囲の降雪になった。昨年もちょうど十二月の中頃に降ってきたのを覚えている。

暖かい日々が続いていたが、一気に冷え込んで冬至を迎えることとなる。

 

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琵琶湖夕景 (カテゴリーについて)

 

ブログというものは時間系列に従って記録するしかないと思っていた。自然や出逢った植物などを日記のように記録している面があり、それはそれでちょうどよい。ただ最近、このブログにはカテゴリーという機能があるのに気付いて、少しはホームページ風に今までの記事を整理できることを知り、取り入れてみた。と同時に、Weekly Photo や Monthly Photo など新しいカテゴリーも作ってみた。いずれ過去にいったことのある場所の記事なども取り入れられたらと思う。

 

カテゴリー

 

Landscapes          主に風景、景観を取り上げているもの

 

Four Seasons  四季の季節感をもとに植物や風景を取り上げているもの

 

Hiking      散策、周遊、軽登山等

 

Plants      個々の植物を中心に取り上げているもの

 

Monthly Photo   各月の景観、植物など

 

Weekly Photo   各週の景観、植物など

 

Animals      昆虫、野鳥、哺乳類などの動物

 

Temple & Shrine   神社仏閣

 

 

琵琶湖夕景

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ナメコ

 

林の中を散策していたら、思いもかけず ナメコ に出会った。

平地のどちらかというと住宅地に近いような林である。

クヌギ、コナラの二次林というか、今でいう里山のようなところだが、もともと ナメコはこのようなところにはなかった。標高でいうと千メートル近いブナ林などでたまに出会った覚えがある。

もう20年ほど前からになるか、日本中で ナラ枯れ が広がったことがあった。カシノナガキクイムシという昆虫の成虫が 主にブナ科のナラやカシの幹の中に入り込んで道管を詰まらせ、樹木全体を枯れさせてしまい、山を歩いていても立派な古いミズナラやコナラが枯れていくのを見るのは残念だった。

ところが、その後、標高 四、五百メートルほどの 樹林帯にある ミズナラやコナラが同じ原因で枯れていった後に、ナメコがびっしりとついているのをよく見るようになった。

そのようなところにナメコが生えるとは思っていなかった。

そして今は平地の林の中でも生えてくるようになった。

よく、信州や東北の奥深い山の中で、秋にマイタケやナメコが採れるのは聞いていたし、イメージとしてもナメコは奥深いところに生えるものだと思ってしまっているので不思議な感じがする。

いいことなのか、よくないことなのかはわからない。

以前は里山に普通に生えたマツタケはほとんどなくなった。

たくさんの山を歩いたが、マイタケは見たことがない。

ナメコやマイタケは栽培できる。天然のものには劣ると思うが。

マツタケは栽培できない。

 

 

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栽培されて普通に売られているナメコをに比べるとずいぶんと大きくなるので

初めてみるとわからないかもしれない

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これもコナラの木だろうと思う

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イロハモミジ

 

公園を散策した時、あるいは道路沿いに植栽されたものを撮っている。

もちろんイロハモミジは山々に自生しているが、植栽されたものは個体内での色彩の変化が多く、やはりそう言ったものは園芸種の形質なのかと思う。

 

前半のアップされた画像は十一月後半のもの

後半の画像は十二月のものである

 

 

イロハモミジ(ムクロジ科)

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なお、イロハモミジの名前は

いろはにほへと・・・

葉に七つの切れ込みがあることから来ている

もちろん、切れ込みが五裂のものも混じったりしてはいるが。

タカオモミジ、イロハカエデともいう

 

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余談だが

 

色は匂えど 散りぬるを

我が世誰そ 常ならむ

有為の奥山 今日越えて

浅き夢見じ 酔ひもせず

 

仏教の無常感、あるいは悟りを四十七文字を各かなを一度ずつ使って表している

弘法大師が作ったとも言われるが

よくぞこんなことができたものかと驚くばかりである

 

 

 

 

晩秋

 

初冬と言ってもよいかもしれない。

ただ、以前述べたように昨年も、今年もこの時期本来の冷たい時雨がほとんどなく、師走に入ってもあまり冬の感じがしない。

北西の季節風・・とよく言われるが、最近は西風が多くなって、近畿の中では多雪地帯に入る湖西、湖北地方も雪が少なくなり、その分、福井、石川、新潟などの北陸に集中するようになっている。

いつもであれば、日本海側から、伊吹、関ヶ原へと、季節風の抜け道になっているため、晩秋の冷たい時雨や、冬の大雪に悩まされることが多い。

ありがたいのではあるが・・・

 

そのためかどうか、この時期にあってもまだ紅葉や種々の色彩が見られる。

 

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今年は年内にまとまった雪が降るのかどうか?

いまだに琵琶湖の水位は下がったままである。

年明けには大雪になることがあるだろうとは思う。

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クリスマス

 

車で通り過ぎて、幸いほとんど交通量のない道だったので少しバックしてみると、エビヅルとセンニンソウが絡んでほんとうにあざやかな色彩になっていた。

よくわからないが、たぶんエビヅルに、後でセンニンソウが絡んだのかと思う。

 

エビヅル(ブドウ科

センニンソウキンポウゲ科

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最近至るところで見かけるようになった。

たぶん鳥が種子を運ぶのかと思うが、紅葉の鮮やかさだけでなく果実や種子も綺麗なものである。

 

ナンキンハゼ(トウダイグサ科

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虎御前山

 

湖北に虎御前山という標高224mの低い、南北に伸びた丘状の山がある。

(琵琶湖が標高85mほどあり、湖北の平野部ですでに100m近くある。)

北端のすぐ目の前に、歴史で有名な浅井家三代の小谷城跡があり、織田信長小谷城攻めではここが砦、城となった。南から歩いてゆくと、丹羽長秀滝川一益堀秀政織田信長本陣、木下秀吉陣跡と、よく聞く戦国武将の陣跡の碑がある。先端の木下秀吉陣跡から小谷山までは数百mしかなく、怒鳴れば十分に聞こえたろうし、姿も見えたと思える。

と同時に、この山は数多くの古墳の山でもある。戦国時代に、堀切りや、竪掘りなどといった土木工事がおこなわれてはいるが、歩いていても古墳の形ははっきりと残っている。というか、砦、陣を作るのにも都合がよかったはずである。

歩いてゆくと、所々から伊吹山、霊仙山、小谷山、琵琶湖などが見え、落葉樹の多い尾根歩きは紅葉の真っ盛りで、紅葉のトンネル歩きができた。

 

虎御前山より小谷山(おだにやま)

対面する二つの山が小谷城跡だが、主郭は右の低い方の尾根にある。

手前の尾根の虎御前山の方が高く見えるが、もちろん小谷山の方が高い。

左奥の大嶽(おおずく)でほぼ500m、右の主郭で400m

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伊吹山

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霊仙山

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やはりここが最高地点にあたる

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この頃は、羽柴でも豊臣でもなかった。

小谷城攻めの後、湖北長浜の城持ち大名となる。

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最北端、最前線の秀吉陣地より北は、流石に二重三重の段差があり、攻めにくくなっている。

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なぜか秀吉陣地跡にはイロハモミジがたくさん植栽されている。

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アベマキ(ブナ科)

この尾根はほとんどアベマキが優先種になっている。

クヌギにそっくりの木だが、樹皮がコルク化している特徴がある。

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アカシデ(カバノキ科)

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アカシデ(カバノキ科)

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アカシデ(カバノキ科)

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リョウブ(リョウブ科)

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リョウブ(リョウブ科)

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タカノツメ(ウコギ科

この木が亜高木となっていてよく目立ち、ほとんど黄色の林になっているところが多い。

このタカノツメは少しグラデーションになっている。

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タカノツメ(ウコギ科

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タカノツメ(ウコギ科

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タカノツメ(ウコギ科

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タカノツメ(ウコギ科

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アベマキ(ブナ科)

樹皮がコルク化している

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アベマキ(ブナ科)

信長陣近くのこのアベマキがもっとも大きかった

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コナラかと思うがなぜこのような曲がり方をしているのかわからない

雪の多いところではあるが、このように幹の真ん中から曲がるのは見かけない

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コセンダングサ(キク科)

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ヒノキ(ヒノキ科)

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ヤブコウジサクラソウ科)

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ヤマコウバシ(クスノキ科

落葉樹だが、冬にも葉が落ちず、受験生のお守りにされることがある。

香りが良い。

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なお、虎御前というのは、昔この付近にいた伝説の美女で、蛇あるいは龍の化身のような女性である。産んだ子供が、のちにこの付近のそれぞれの集落の長者になったとある。

ここの地名は虎姫町、駅名は虎姫が使われている。

ゆえに、阪神タイガースファンが時折訪れるところでもある。

霜月 紅葉 ②

 

今月の各地の山麓、山沿いの紅葉を集めた。

湖西、湖北では、例年、霜月には冷たい時雨が長引き、気持ちも沈みがちになる日々が続くが、昨年、今年ともほとんど時雨れた日々がなかったように思う。

ありがたいのだが、ちょうど琵琶湖の水位低下が言われているように、いいことなのかどうか?近年の気候変動の一つのようにも思える。

ただ、そのようなわけで、今年は、紅葉の写真としては青空のものが多くなっている。

 

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昨年と同じく、思うようには行きたいところに行けない日々が続いたが、自然は、変わらず鮮やかな色彩を見せてくれる。

師走になると、これらの色彩はほとんど消え、いずれ初雪が山々を覆うようになる。

 

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