Plants

気比の松原

今回の紅葉はウルシ科の植物に絞ってとりあげている 触れるとかぶれる方がいるのは当然だが 画像を見るだけでも嫌だという方がおられるかもしれない その場合はパスしていただきたい 残念ながら今年は紅葉の盛りの十一月に出かけることができなかった 以前も…

色 彩

いよいよ紅葉は山々から山麓へと降りてきた 今年の植物たちの営みの総仕上げである 自然の営みには すべて意味があり 無駄なものは何もないという 植物たちは なぜ一年の締めくくりに このような鮮やかな色彩を散りばめて終えるのか おわかりだろうか www.yo…

霜 月

今年の秋は思うように紅葉を見に行けなかったが 自宅周辺や公園を歩くだけでもよくさがせば素晴らしい紅葉はある 今夏のあの異常な暑さで ほとんどの木々の紅葉はまともには望めないだろうと思っていたが 多くの木々が暑さや乾燥に耐えて 見事に紅葉してくれ…

比良山麓にて

県の北部、東部には伊吹山地、鈴鹿山地があるが 西部には比良山地と比叡山がある 湖西のこれら山並みと琵琶湖に沿って琵琶湖西岸断層帯というのが走っており 琵琶湖の西側というのは 湖面から急に山々がそびえ立つようになっていて それゆえ琵琶湖の東岸は遠…

ナツヅタ

平地ではまず、ウルシの仲間とナツヅタが紅葉する 湖岸のヤナギの木によくナツヅタがからんでいて 今の時期にきれいに紅葉する 絡まれているヤナギにとっては災難だが と言って湖岸の木々が蔦だらけになるわけでもない 自然には節度がある ナツヅタ(ブドウ…

野 菊

ようやく少しは歩けるようになったので、野菊に見当をつけて歩いてみたが、今まで見たことがないほどのたくさんのヨメナやノコンギクに出逢った 少し前に撮っておいた ユウガギク などとともにまとめてみる ヨメナ(キク科) ノコンギク(キク科) この辺り…

タデ科の花々

十月の下旬から十一月にかけては タデ科の花々が盛りを迎えて生き生きとしてくる 条件さえそろえば密集して大きな群落を作るこれらの花々は 数少なくなった自然のお花畑のひとつである すべてタデ科の植物 後半はすべて ミゾソバ 一部過去の画像を用いている…

神無月

まだ十月だが 晩秋から初冬にかけての気候が頻繁に訪れる 少し体調を崩してまともには外を歩けていない いよいよ紅葉の季節を迎えるが ゆっくり廻れるかどうか 十月に入ってから撮ってあった画像があるのであげておく 前半は京都府立植物園に立ち寄った時の…

アカガシとシラカシ

以前にも取り上げたかもしれないが 湖北地方には各集落に 野神(のがみ)の森 というものがあって 集落のはずれにあるところもあるが 集落内に驚くほどの大木があるところも多い 木之本町黒田には 黒田のアカガシ と呼ばれる野神があり この木は 新日本名木…

秋の花 ③

十月に入って急に秋めいてきた 秋本番である ただ今夏の暑さの異常ぶりから 秋や春がなくなって 夏と冬だけになっていくのではないか との心配を聞いた 事実その通り 先日は急な冷え込みで 晩秋の時雨のような気候になった 秋の花真っ盛りには違いないが そ…

ヒガンバナ

予想はついたが ほぼ一週間ほどの遅れ かつ 場所によって開花がバラついている 咲くのか? とも思っていたくらいの夏の暑さだった またこれもある程度の予想はしていたが 湖岸の群生地は平日の早朝にも関わらず 遠隔地からとんでもないほどの人が来ていた 早…

秋の花 ②

ようやく秋の気配を少し感じる日々になった ただ今回の異常な夏は 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだ・・・ では済まされない 喉元過ぎれば熱さ忘れる・・と言うが 全世界的な今夏の暑さと 全世界的な今回のパンデミックは 忘れてはならないと思う 小…

ウスイロツユクサ

ツユクサに種類があると聞いたことはあったので それか? と思ったがウスイロツユクサと名付けられた品種にあたるらしい 牧野富太郎がウスイロと名付けているが 薄い色 との意味ではなく 日本古来の薄色(薄紫に近い藤色のような色) の意味ではないかとも言…

ユキミバナ

初夏から雪の降り始める頃まで咲くのでこの名前があるが さすがに今年のあの暑さと日照りで 盛夏にはほとんどまともには咲いていなかった 半年以上咲き続けるとはいえ ピークは九月から十月頃になるので 訪れてみると この暑さにもかかわらずたくさん咲いて…

秋の花 ①

幾分はましになったとはいえ 九月の気温ではない 地域によっては大きな被害も出ているようだが 今年に関していえば 台風が 一月近く降らなかった雨を降らせ 少しでもあの気狂いじみた酷暑を少しは和らげてくれた ただ これほど異常な夏にも関わらず 秋の花は…

湖岸にて

不要不急の外出を避けるように・・・とのことで たしかにあまりの暑さに外出を控えていたが ここ数日遠く離れた台風の影響なのか 曇りがちで 気温も幾分ましな日が続いた 少しだけ湖岸を散策してみた エノコログサ(イネ科) アカザ(ヒユ科) ホウレンソウ…

伊吹山 ②

あまりにも悲惨で暗い報告、画像ばかりなので 今回なんとか出逢えた花々・・ 西遊歩道になんとか保っている植生 を取り上げておく 二重の柵によって唯一残されている本来の植生 紫は ルリトラノオ(オオバコ科) 伊吹山の固有種 世界でここにしかない 赤は …

伊吹山 ①

伊吹山全山壊滅! 今回のブログはいつものものと違って報告のようなものになる 七月の中旬に大雨で伊吹山登山道が崩れ通行禁止になったと聞いた 五合目あたりとのことだったが ある程度急なところはあっても崩れるような急峻な登山道ではない ニュースの写真…

信州 ⑦ 白駒池

何かおかしいとは思いながら・・ 八ヶ岳白駒池を跳ばしていた あらためて・・ 八ヶ岳は夏沢峠を境にして 岩峰の目立つ南八ヶ岳と 針葉樹を中心とした森に覆われている北八ヶ岳に分かれる 男性っぽい南と 女性っぽい北に分かれ 御泉水のところでも出てきた蓼…

信州 ⑤ 諏訪大社

以前から信州の霧ヶ峰や八ヶ岳に行くことは多かったが 諏訪大社・・・は気にはかかるものの四社もあり 上社本宮 上社前宮 下社春宮 下社秋宮 はたしてどこへ詣ればよいのかわからずいつも通り過ぎていた 出雲大社の大国主神の国譲りの話にかかわり 次男の建…

信州 ④ 吐竜の滝

御嶽山の山麓にも多くの滝があったが、八ヶ岳の山麓にも同じように多くの滝の名が記されている。それほど有名なものはないように思うが、蓼科大滝の植生に味を占めて、いくつか記されている中でも歩きやすそうな滝を訪ねてみた。 南アルプス 左 北岳 中央 仙…

信州 ③ 蓼科大滝

水量があり迫力はあるものの 大滝というほどの大きな滝ではない ただ 川沿いの植生がすごかった 周囲は以前から開かれた観光地や別荘地で このような亜高山の植生が残されているとは思わなかった 蓼科大滝 植生と雰囲気で言えば 東北の 奥入瀬渓流 に少し近…

信州 ② 御泉水自然園

蓼科山の中腹から水が湧き出る地の園地なのだが なぜ 御 が付くのかわからないので 受付で聞いてみたり 少し調べたりしたがよくわからない また諏訪大社に関係したりするのだろうか ここは標高が1800m以上あり 下界は30度を超えていたようだが ここで…

信州 ① 八島ヶ原湿原

霧ヶ峰 というと ほとんどの人が知っている地名だろう たしかに霧が多いらしく 夏も涼しい ニッコウキスゲの似合う草原のイメージがあり ずいぶん得をした地名のひとつかと思う この広大な草原は 風衝草原 と聞いたことがあったが 調べてみると人の手による…

竹の秋

竹の秋・・という言葉がある 毎年五月になると 竹の葉は黄葉し落葉するが この時期をさしていう言葉にあたる そのことは知っていたが 実際はどういう変化なのかほぼ一月ごとに 竹林の様子を記録してみた ほぼ一月ごとの竹林の様子だが 黄葉が徐々に新緑に変…

水無月

京都から始まった風習だろう どこまでおこなわれている風習かは知らないが 一年の半分が過ぎようとしているこの時に 穢れ払いと無病息災を願って 茅の輪をくぐり 水無月を食べる 今年は一月下旬にとんでもない寒波が来たが それ以降は 考えられないほどの災…

梅雨の花 ③草本

春本番の頃よりは減るかと思うが、この雨の多い時期にもたくさんの草花が咲いている ただよくみるとそれなりの雨対策はしており むしろこの時期の方が 昆虫たちは確実に訪れて花粉を運んでくれるのかもしれない 防水タイプ あるいは気にしないタイプ ドクダ…

梅雨の花 ②蔓性

蔓の花は五月のフジが代表だろうが 梅雨の頃にも目立つ花がある イワガラミ(アジサイ科) 蔓性のアジサイの仲間 飾り花が一枚なのでツルアジサイと区別がつく 奥はナツヅタ(ブドウ科) イワガラミがいつも岩に絡んでいるとは限らない ツルアジサイが岩に絡…

梅雨の花 ①木本

なにも好き好んでこの時期に咲かずとも・・・ とは思うが 植物はゴールデンウィークやお盆に集中するようなことはしない 寒さや乾燥などの悪条件さえなければ全体としてまんべんなく開花時期を迎えている まだ寒々しい時期に開花するものもあれば この雨の多…

ヤマアジサイ

各地でアジサイの話題を聞く季節のなったが、一般に植栽される 手毬咲きアジサイ は日本の野生アジサイをシーボルトなどが持ち帰り、西洋で品種改良して園芸科したものにあたる 関東から西にかけて分布するヤマアジサイに対して北陸から東北、北海道に分布す…