幾分はましになったとはいえ
九月の気温ではない
地域によっては大きな被害も出ているようだが
今年に関していえば
台風が 一月近く降らなかった雨を降らせ
少しでもあの気狂いじみた酷暑を少しは和らげてくれた
ただ これほど異常な夏にも関わらず
秋の花は咲き出し
秋の虫たちが鳴き始めてくれている
開花時期がずれたりすることもあるとは思うが
花や虫たちに出逢うと やはりほっとする
何回になるかはわからないが
とりあえず出逢えた花々から
この時期に咲き出すこの花は
梅雨草 ではなく 露草 なのがわかる
今年ばかりは露も着かないが・・・
現の証拠
腹痛や下痢にすぐに効くことから
昔は今と違って腐ったものなどをよく口にしていた
最も有名な民間薬の一つ
春によく見かけるが秋口にも咲いている
南米からの帰化植物
ヤマボクチ(キク科)
ダイコンソウ(バラ科)
葉が大根の葉に似ているため
大根はアブラナ科
タデ科の紅白の ミズヒキ に比してつけられた名前
クルマバザクロソウ(ザクロソウ科)
ヤブカラシ(ブドウ科)
薮辛子 ではなく 薮枯らし
よく灌木を覆い尽くしている
アキノノゲシ(キク科)
クズ(マメ科)
秋の七草だが 蔓が繁茂する姿を見るとなぜこれを選んだのかと思ってしまう
おそらくこの花が魅力的すぎたのだろう
オトコエシ(オミナエシ科)
オミナエシ(女郎花)に比して付けられた名前
アズキ の原種
豆は小さいが茹でると小豆と同じ味がする
ヌスビトハギ(マメ科)
小さい花だが すぐに果実(泥棒のひそみ足の形)ができている
キクイモ(キク科)
塊茎が健康食品として知られるようになってきた
メハジキ(シソ科)
子供達が目を開かせて遊んだというがよくわからない
目薬の効用もあるからかもしれない