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水無月

ようやく梅雨に入った 早春から春本番の時期にかけての華やかさはなくとも この時期にも次々と花が咲き続けるものである やはり その時期 その時期の よさがある 水無月だが 以前から旧暦の話で取り上げている通り 水だらけの月である イワガラミ(アジサイ…

卯月 湖岸春景

昨秋から続いていた渇水もほとんど解消され 見慣れた湖岸の景色の中で桜を見ることができた コロナ禍以来 多くの人が湖岸に訪れ憩うようになった 何かキャンプ場、あるいはグランピング場とかいう施設がやたらと増えてしまった もう登山はできないが 全国の…

卯月 山麓春景

ずいぶんと寒い日々が続いたかと思うと 急に初夏の陽気になり 一気に春が来たものの 桜の開花も 木々の芽吹きも ずいぶんと迷っていただろう 初夏がすぐにくるだろうとは思っていたが やはり各地で四月に三十度を越すことになってしまった 四月を振り返って…

霜 月

今年の秋は思うように紅葉を見に行けなかったが 自宅周辺や公園を歩くだけでもよくさがせば素晴らしい紅葉はある 今夏のあの異常な暑さで ほとんどの木々の紅葉はまともには望めないだろうと思っていたが 多くの木々が暑さや乾燥に耐えて 見事に紅葉してくれ…

神無月

まだ十月だが 晩秋から初冬にかけての気候が頻繁に訪れる 少し体調を崩してまともには外を歩けていない いよいよ紅葉の季節を迎えるが ゆっくり廻れるかどうか 十月に入ってから撮ってあった画像があるのであげておく 前半は京都府立植物園に立ち寄った時の…

水無月

京都から始まった風習だろう どこまでおこなわれている風習かは知らないが 一年の半分が過ぎようとしているこの時に 穢れ払いと無病息災を願って 茅の輪をくぐり 水無月を食べる 今年は一月下旬にとんでもない寒波が来たが それ以降は 考えられないほどの災…

卯月③ 新緑

なんとか止められぬものか それがだめでも 少し遅らせられぬものか・・・ 毎年春の進む速さには驚くばかりで 今年はなおさら呆れるほどである あそこにも行けておらず ここもまだ行けていない この瑞々しい時期があまりにも速く過ぎてゆくのが勿体無い 人の…

卯月② 草花

スミレやショウジョウバカマなど 上げきれなかった早春の花々も多いが ここで一気にまとめてしまう トキワイカリソウ(メギ科) サンインシロカネソウ(キンポウゲ科) シハイスミレ(スミレ科) ニオイタチツボスミレ(スミレ科) スミレサイシン(スミレ科…

弥生

誰しもが不安になる程 暖かい日が続く春となった ただ サクラの開花も早まるだろうくらいにしか思っていなかったが 下旬には あらゆるものが一気に芽吹き、開花してきている サクラだけでいえば マメザクラを取り上げて間も無く エドヒガンザクラが開花し ソ…

四季の自然と植物

四季の自然と植物・・・ このブログの副題だが 昨年の一年間に出逢った花々と自然をまとめてみた ここでは都会の利便性はなく、冬は積雪に耐えねばならないが 昨今の社会情勢の中でこのような時間を持てたことは本当にありがたいと思う 分けずに一気に一年を…

霜月 ③ 実り

今年の秋の実りを集めてみた。 ムラサキシキブ(シソ科) 良い名をもらった植物の典型 ノブドウ(ブドウ科) 色においては、このブドウを栽培種に改良すれば売れるだろうが 青や紫は虫の寄生によるもので、毒性はないかもしれないがまずいはずである コバノ…

霜月 ② 紅葉

今年の紅葉を振り返って・・・ ウリカエデ(ムクロジ科) ウリハダカエデ(ムクロジ科) 基本的には 橙 になってゆく なお ウリカエデ も ウリハダカエデ も樹皮が瓜のように緑がかるのでその名がある アカシデ(カバノキ科) もっとも紅葉の好きな木を一つ…

霜月 ①

昨年と同じく 例年よりも暖かい また本来の冷たい時雨がほとんどない晩秋だった それでも昨年と同じように雪はひたすら降り積もるだろうから これからは冬支度に忙しい日々を過ごすことになる 霜月を振り返って・・・ 竹生島(ちくぶしま) この辺りを奥琵琶…

神無月

神話や古代史のことに詳しいわけではないが、全国の八百万の神が出雲へ集まったり、奈良の三輪神社のみならず全国各地の神社に大物主大神が祀られていることを考えると、よほど出雲の大国主神の影響が強かったのだろう。 まもなく各地に帰ってこられる。 東…

葉月

前線がかかり続け、あまり夏らしくなかった夏 熱波で作物もまともにできない国々も多いと聞くのでまだましかもしれないが やはり四季は四季らしくあってほしい なんとか夏らしい風景を集めてみた 湖岸夕景 内湖より 海津大崎より この後すぐ遥か対岸から河川…

皐月

早いもので、もうまもなく春も終わり初夏になる 卯の花が匂い ホトトギスがなく季節 (ほんとうは、卯の花、ウツギはほとんど匂わないが・・・) 皐月の景観や花々を振り返って・・・ アカメヤナギ(ヤナギ科) キリ(キリ科) タニウツギ(スイカズラ科) …

卯月

平野部や山麓では 四月は一年のうちで最も変化が激しく忙しい季節にあたる あちらこちらで木々が芽吹き、開花し、新緑に色付き 野に山に 種々の花々が咲き競い 昆虫が 野鳥が 魚が 活動を本格的に始め 季節のありがたさが最も感じられる季節になった www.you…

弥生

フキノトウやツクシ、もちろんスプリングエフェメラルも一週間から十日、雪に埋もれているものは半月ほど遅れているように感じる。 ただ、いろいろな人間社会の都合に関わらず、やはり季節は巡ってきてくれる。 いよいよ、毎週どころか、日々の変化が忙しい…

師走

暖かな日々が続いていたが、中旬にまとまった降雪があり、その雪もほぼとけて安心していたら下旬からはとんでもない豪雪になってきた。おそらく正月は、初詣どころか、どこへも出かけることはできないだろう。今回の積雪でほぼ1メートル。今までに1メート…

葉月

ずいぶんと暑い日が続いた後は、急に前線がかかり続けて大雨が続き真夏の梅雨のような状態になってしまったが、気象庁の警告通りに大きな規模の災害にならなかっただけが幸いかもしれない。 残念ながらどこへも行くことができなかったが 振り返って、今年の…

盛夏 文月

八月(葉月)になった 七月(文月)中の 夏らしい景観をあげてみた 海津大崎湖岸 ハチク(イネ科) と イシミカワ(タデ科) 大豆畑と夏雲 内湖と夏雲 ヤマグワ(クワ科) エノキ(ニレ科) 夕映え 夏雲 夏雲 上の雲の夕映え 夕焼け ネジバナ(ラン科) ヒグ…

如月 

まもなく三月に入り啓蟄を迎える 寒の戻りはあったとしても開花や芽吹きの季節が徐々に進んでゆく 二月中になんとはなしに撮っていた画像をいくつか・・・ 伊吹山朝景 霜の降りたススキ オオイヌノフグリ(オオバコ科) ヤブツバキ(ツバキ科) 湖岸夕景 余…