比叡山としているが
日枝山(ひえのやま)
もともとの比叡の山をとりあげている
以前から行きたいとは思っていたが
標高差200mくらいの急勾配を登ることになる
平地はある程度歩けるが
坂で負荷がかかると体調を崩してしまう
ただ 奈良への旅である程度の標高差なら
時間をかければなんとかなる感覚だったので
思い切って出掛けてみた
以前にもどこかで述べているが
比叡山はもともと日枝山(ひえのやま)で
地主神である 大山咋神(おおやまくいのかみ) を古くから
日吉大社で祀ってきたが
天智天皇の大津京遷都の際に奈良の三輪神社より 大物主神 を勧請して
ともに祀られるようになった
山王と呼ばれるようになった
つまり現在では八王子山と呼ばれる
日吉大社の背後の山にある磐座が
比叡山の始まりということになり
この磐座を 金大巌(こがねのおおいわ) という
直下より望む
上に牛尾宮と三宮宮の屋根が少し見える
幾人か登る人はいたがことごとく先に行かれた
木々を見ながら普通の二倍三倍、あるいはそれ以上の時間をかけて登っている
左が 三宮宮 鴨玉依姫 荒魂 を祀る
山麓に祀られたものが 東本宮樹下宮で 和魂 を祀る
右が 牛尾宮 大山咋神 荒魂 を祀る
山麓に祀られたものが 東本宮本殿で 和魂 を祀る
三宮宮 鴨玉依姫 荒魂 を祀る
牛尾宮 大山咋神 荒魂 を祀る
中央奥に 金大巌
金大巌
この巌が日吉神社の
ひいては比叡山の始まり
途中から見える北東方向
登山口 左右に 牛尾宮 三宮宮 遥拝所がある
毎年四月に行われる山王祭では 奥宮 牛尾宮 三宮宮 から
夜に松明だけを頼りに ここの急坂を神輿で東本宮まで遷られる
登山道は広いとはいえ 命懸けである
奥宮のすぐ下にある 大岩
これが磐座と言われてもよいくらい大きい
モミ(マツ科)
対岸の 三上山 三上山と表すが 御神山である
近江富士 として親しまれている
奥宮からの眺望
見えているのは琵琶湖の南湖の一部
坂本の門前町
観光船ミシガン
八王子山(牛尾山)の南面
シイの花が目立つ
なお今回は訪れてはいるものの日吉大社はとりあげない
以下は以前のブログで訪れた際のもの