高時川

二年前の夏の豪雨によって洪水を引き起こし

何ヶ所かの決壊と

河口部さらには琵琶湖全域へ大量の流木が流れついた

 

この画像 映像は 上流部のものにあたるが

さらにここより上の源流部に豊かな植生が残っている

が・・・入れない

洪水が起こる数年前から源流部の工事が行われていて

侵入禁止になっている

以前工事初期の頃は入れたので歩いたことがあるが

多くの貴重な植物の見られた崖が

全面削り取られて拡幅されていた

 

以前 丹生ダム計画というのがあって

ここに大規模なダムが計画されていた

流域の小さな集落もずいぶんと前に集団移転し廃村となり

久しかったが

県のもったいない施策によって

中止になった

なぜ今ダム計画が中止となり

全ての集落が廃村となった山間部の道路を

拡幅しているのかはわからない

 

この川の最源流部は 栃木峠(とちのき峠)と呼ばれ

昔からの北国街道の最高所にあたる

が そこにもスキー場ができ

すぐ近くに昔からあった あまりにも見事な峠の名前由来のトチノキ

枯れてしまった

スキー場までは拡幅された広い道路と新しく長い立派なトンネルができている

福井県側は昔からの道路で

二年前の洪水以来 通行止めのままである

 

 


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栃木峠のトチノキムクロジ科)

2011/07/30

この画像でいくらか大きさがわかるかもしれない

 

立派な大木だったが今は枯れてない

 

2013/05/06

これは枯れているのでなく芽吹き始め