2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
家の近くの田圃の中に、以前から子供達に、トトロの森と呼ばれている場所がある。中に入ってみると、祠こそないが、田圃の畦より幾分高いくらいの土手に種々の木々が生えていて、おそらく鎮守の森や野神に相当するところかと思える。生えている木々は、スギ…
赤目四十八滝を二度ほど訪ねたことがあるが、春に歩くと花が多くてなかなか先へ進めなく、渓流歩きの楽しいところだった。以前高山の近くに地図で 宇津江四十八滝というのを見つけ、今回飛騨の山々とともに訪ねてみた。それほどたいした所でなくとも、渓流な…
北アルプス展望台天蓋山(てんがいざん) 目の前に北アルプスから乗鞍岳、御嶽山さらに振り返ると遠くに白山を望むことができる山である。キャンプ場の上部に登山口があり、シラカバやミズナラの混合林を沢沿いに登っていくとやがてつづら折れの道となり、行…
何年か振りに天生(あもう)湿原を歩いたが、この森はなかなか先へ進めない。先ず登山口から亜高山帯の植物が出迎えてくれ、やがて湿原ではミズバショウやリュウキンカ、タテヤマリンドウやミツガシワなどの湿性植物が咲き、ゆっくり時間を過ごす。湿原を過…
カキツバタは琵琶湖岸の内湖にもあり、各地で見かけるが、箱館山の平池(だいらいけ)は標高500mくらいの林間の池で、ここでは幾分薄暗い静寂な佇まいの中に薄紫の花が連なり、落ち着いた独特の雰囲気を醸し出している。カキツバタはやはりここがいいと思…
群生はせず目立つこともないが、初夏の湖岸には独特の花々が咲いている。せいぜい10センチくらいのものも多く、よく見ないと気付かなかったりする。 マンテマ(ナデシコ科) 初めてこの花に気付いた時はよくまあこのようなきれいな花が‥と驚いた。江戸時代に…
5月の下旬になると、琵琶湖岸では一斉に初夏の花々が咲き出す。マツヨイグサは湖岸のいたるところで見られるが、今津浜にはかなりの規模の群生が現れ、湖岸一面が黄橙色になる。それと同時にハマヒルガオが岸辺を覆い、淡桃色の絨毯(じゅうたん)が色を添…
琵琶湖の北にある周囲7㎞の余呉湖は鏡湖とも呼ばれ湖面が穏やかなことが多い。賤ケ岳合戦の舞台であり、天女の羽衣伝説の伝わる静かな湖である。ちょうど初夏の花が咲いていたが、蔓性の植物の花が多く目についた。 余呉湖南端より北方向 ウツギ(アジサイ…