Four Seasons

迎春2025

穏やかなよい年でありますように・・ 慣例の新春の挨拶だが ここ数年、そのような年は訪れていないように思う 振り返ってみると なにか阪神淡路の大震災以来 それまでのものと変わってきたような気がする もう30年前になるという 人生の後半に これほど多…

初冬

いいのか悪いのか 今年も晩秋の時雨は少なく暖かい日が多かったように思える 高い山は雪化粧をするようになったが まだ里までは降りてきていない ただ北陸や東北では警報が出ているところもあるようで あれほど暑かった夏だが やはり冬は来る というか全体に…

紅葉2024

たいへんな、ほんとうにたいへんな夏を経て 全体に遅れ、ばらついていた今年の紅葉も いよいよクライマックスに差し掛かってきた 毎年思うが あまりにもみごとな紅葉の姿は 感動する一方で 寂しさがつきまとう 祭りに それも 子供の頃から経験していた 秋祭…

山麓の紅葉2024

山麓の紅葉 としているが 今年は紅葉が全体に遅れ また場所によってばらついているように思える 毎年そうなのかもしれないが 平地では 湖畔や水辺のものは少し遅れ今が盛りかもしれない とりあえず 早めに紅葉したものを場所を限らず 集めてある YouTube と…

箱館山 秋

遅れはしたものの 今年も木々の そして山々の紅葉は訪れた ただ 夏の暑さや乾燥で 多くの木々の葉は痛み 色づく以前に枯れたり 散ってしまったものもある 異常気象が増え かつてなかった規模の災害が起こるようになったが 木々や 山々や 森が 自然との関わり…

秋の山野草

今年もみな開花に至るまで大変だったろうが 秋の花々が咲きそろってくれた やはり野菊が咲き出すと秋らしい景色になる さらにタデ科の花々が色を添えて なんとか秋らしい秋を迎えることができた www.youtube.com

Ley Line 伊吹山から竹生島を越えて

年に2回 春分と秋分の日に 太陽は 伊吹山 の頂上から昇り 光の筋は 竹生島 を越えて 湖西の 王塚古墳 日置前神社 さらには 大山 出雲大社 へと伸びてゆく はるか昔 縄文時代の人々が崇めていた光の筋である www.youtube.com 現代は・・ あまりにも自然を忘…

仲秋

今年も湖岸へ行って名月を眺めた 中天にかかる名月も趣があってよいが 月の出はまた独特のよさがある ただこの暑さばかりはそぐわしくない 本来 仲秋は 秋とみなされる 文月 葉月 長月 の真ん中 仲秋である葉月の まさに真ん中 十五夜の中秋を愛でる行事だろ…

荒天の夕空

台風が近づいてきている湖岸からの夕景だが 風はほとんどなく、湖西の空は晴れていて 西の空には夕焼けも見られた 普段見たことのないロール状の雲が南北に伸び 東の空は赤みを帯びて湖面まで染めていた 伊吹鈴鹿山地の東側では豪雨なのかもしれず きれいと…

盛夏

猛暑、酷暑と呼ばれる異常な日々が続くのは当たり前になった 気象予報の暑さを示す表示として黄、橙、赤が使われてきたが 紫が使われだし、最近ではどす黒いえんじ色を見かけるようになった・・・ 立秋を過ぎて幾分和らいだようにも思うが 予報ではまだまだ…

稲風(いなせ)

稲風 と書いて いなせ と読む 田圃の稲の上を風が吹き渡る様を表す言葉だが 梅雨明けのこの時期がもっともみごとな頃かもしれない www.youtube.com 四年前に 稲風(いなせ)と麦浪(ばくろう)としてとりあげている jiroviolet.hatenablog.com 風や波や光や音…

朱夏 夏の花々

春は青春 夏は朱夏と表現されるが その言葉に合わせるように この時期には多くの朱色の花々が咲き出す もちろん朱夏はこれらの花々の色からつけられた言葉ではないが 朱色の花は 他の季節ではあまり見られない 多くはもともとユリ科に属していた花だが 新し…

ネムノキ

この変わった花はどこかでみられたことがおありかと思う 桜とはまた違った華やかさ、明るさを持っている 雨の多い梅雨末期から咲き出しせっかくの花が濡れそぼっていることも多いが たくさんの蕾を持っていてそんなことは気に掛けていないのだろう 湖岸や河…

初夏 湖岸

春にはそれほど目立たなかった湖岸も 初夏には 野草の花々が咲きそろい 彩りを増してくる 主に湖西の今津浜を中心にとりあげているが 湖北 湖西 全般の湖岸のものが混じっている 毎年 今津浜では初夏にマツヨイグサが咲き 広大で見事な花畑になる ・・・が、…

箱館山新緑

連休中はどこへも行かないようにしている ただ 足早に過ぎ去ってゆく春に感じたが 木々の新緑については 山麓ではすでに終わっていても 箱館山へ上がればまだ残っているだろうと 朝早くから行ってみた 数日前ならさらに多彩だったかもしれないが ほぼ新緑の…

卯月 湖岸春景

昨秋から続いていた渇水もほとんど解消され 見慣れた湖岸の景色の中で桜を見ることができた コロナ禍以来 多くの人が湖岸に訪れ憩うようになった 何かキャンプ場、あるいはグランピング場とかいう施設がやたらと増えてしまった もう登山はできないが 全国の…

卯月 山麓春景

ずいぶんと寒い日々が続いたかと思うと 急に初夏の陽気になり 一気に春が来たものの 桜の開花も 木々の芽吹きも ずいぶんと迷っていただろう 初夏がすぐにくるだろうとは思っていたが やはり各地で四月に三十度を越すことになってしまった 四月を振り返って…

京都府立植物園 色彩

全国初の公立植物園として大正13年に開設されて今年で100周年を迎えたという ずいぶんと昔からよく訪れている植物園だが 私の好きな自然生態園ができたのみならず バラ園、桜園、梅園 その他あらゆる箇所が充実してきていて 特に近年の桜園は目を見張る…

吹雪の彼岸

暑さ寒さも彼岸まで・・・ 昔の人はすごいなぁ・・と感心していたが そういった言い伝えが崩れ出し環境変化がはなはだしくなって久しい 昨日 春分の日は久々に実家の墓参りへ行き、皇子が丘公園にある早咲きのハツミヨザクラを 眺めていたが、急に時雨れて気…

雨水

暦のとおり雨になった 暖かい雨水だが週の後半には冷え込んでくるという 暦を調べていたらこんなことが書いてあった 微細な水滴が空中に浮遊するため、遠方などがぼんやり見える現象や、その際に見えるうっすらとした雲のようなものを「霞」と言います 現象…

四季の自然と植物(昨年を振り返って)

青春や白秋という言葉が 四季を色で表現したところから来ているのをご存知だろうか 冬の玄冬(玄は黒、玄人、玄米など) 春の青春(青は緑、青信号、青葉など) 夏の朱夏(朱は朱色、朱肉とか) 秋の白秋(霧や靄のイメージだろう) 人生のそれぞれの時期を…

伊吹鈴鹿夕景

この画像、動画も二日の夕刻のものになる 湖南からの帰りに湖岸に立ち寄ってみたのだが 湖面や東の空に様々な色が見られた ここの湖岸は少しトンネルっぽいところを抜けてゆくのだが 浜に出た途端に歓声を上げるほどだった 大袈裟に言えば 自然が語りかけて…

薄紫

この朝景は二日のものである それゆえ初日の出とは言わないが 一日は荒天だったので敢えて言えば この日が初日の出にあたるかもしれない 残念ながら対岸の山々には低いながら雲が掛かっており 山々からの日の出はみられなかったが その代わりというか 湖面上…

気比の松原

今回の紅葉はウルシ科の植物に絞ってとりあげている 触れるとかぶれる方がいるのは当然だが 画像を見るだけでも嫌だという方がおられるかもしれない その場合はパスしていただきたい 残念ながら今年は紅葉の盛りの十一月に出かけることができなかった 以前も…

色 彩

いよいよ紅葉は山々から山麓へと降りてきた 今年の植物たちの営みの総仕上げである 自然の営みには すべて意味があり 無駄なものは何もないという 植物たちは なぜ一年の締めくくりに このような鮮やかな色彩を散りばめて終えるのか おわかりだろうか www.yo…

霜 月

今年の秋は思うように紅葉を見に行けなかったが 自宅周辺や公園を歩くだけでもよくさがせば素晴らしい紅葉はある 今夏のあの異常な暑さで ほとんどの木々の紅葉はまともには望めないだろうと思っていたが 多くの木々が暑さや乾燥に耐えて 見事に紅葉してくれ…

秋風

朝晩は冷え込み、時折時雨の天候となる 晩秋の時期にあたる かと思えば昼間は汗をかくほど暑くなる 残暑の時期の感じがする ようやくキンモクセイの香りがするようになったが 二週間遅れだという ところがイチョウの色付きはずいぶんと早い 今年ほど秋の訪れ…

仲秋

弱い雨や曇りがちの日が続いていたが、この日のみを狙ったように快晴の日になった 昨年と同じく 月の出を湖岸から眺めたが やはり素晴らしいものだ ある意味で 感動ものである 山の端から月が出てくるだけのことだが 経験して見るとわかる 十六夜 や 立ち待…

竹の秋

竹の秋・・という言葉がある 毎年五月になると 竹の葉は黄葉し落葉するが この時期をさしていう言葉にあたる そのことは知っていたが 実際はどういう変化なのかほぼ一月ごとに 竹林の様子を記録してみた ほぼ一月ごとの竹林の様子だが 黄葉が徐々に新緑に変…

初夏 箱館山

暑い日が続き、かと思えば寒々しい日もあり、寒暖差が激しく、強風の日も多く、 春霞が例年よりもひどいようにも思えた 一言で言えばあまり春らしくない不安定な春だった 異常気象、天候不順・・最近のそう言った傾向から皮肉っぽく言えば安定して不安定にな…