夏の花 秋の花

 

いつもなら夏の盛りのこの時期には一度は信州などの高地に行ってゆっくり花々を見たり、森や湿原を歩いたりする。

ところが昨年も今年もなぜか夏に  困った人?  の波のピークが来ていて、仕方なく近くのできるだけ涼しそうな場所を選んで歩いたりしている。

先月にキキョウやナデシコなどの秋の花々が咲き出していると取り上げていたが、今年の立秋が今月の7日・・・

秋の花々がたくさん咲き出しているもので、この暑い盛りではあっても、季節は確実に秋へと移り変わってゆくのだなぁと気付かされる。

 

フシグロセンノウ(ナデシコ科)

この花は感じとして夏の花なのかもしれない

もちろん同じナデシコ科のカワラナデシコ秋の七草に入っているが・・・

(この花は私の名前に似ている)

 

ボタンヅル(キンポウゲ科

クレマティスの野生種のようなもの

 

クサギ(シソ科)

確かに葉を揉んだりすると嫌な匂いがするのでこの名があるが

花はいい香りがする

 

クサギは夏の花だろう

 

ヤマノイモヤマノイモ科)

これがいわゆるヤマノイモ、自然薯

ただしそんな簡単に掘り起こせるものではない

 

川沿いにあったツルのピラミッド

ボタンヅル(キンポウゲ科) フジ(マメ科) サルナシ(マタタビ科)に絡まれて無茶苦茶になっている

元の木はよくわからなかったが梢(こずえ)をアップするとヒノキ(ヒノキ科)だった

 

ツリガネニンジン(キキョウ科)

これはだれが見ても秋の花だろう

 

 

ノブドウブドウ科

花より実がきれいな植物

 

 

イヌザンショウ(ミカン科)

サンショウのようないい香りはしない

 

アカソ(イラクサ科)

アカソの名前がよくわかる

 

ミゾホオズキ(ハエドクソウ科)

水辺に生え、夏の花の感じがする

 

ヌスビトハギ(マメ科

果実ができると名前の由来がわかる

ハギというからには秋に入れたほうが良い

 

オトコエシ(オミナエシ科)

オミナエシに対比する花で秋

 

ミズタマソウ(アカバナ科

果実が水滴のようになるためこの名がある

水玉が夏のイメージ

 

メヤブマオ(イラクサ科)

 

コバギボウシ(キジカクシ科)

これは夏の花だろう



 

キンミズヒキバラ科

ギリギリ秋に入るような感じの花

 

 

ミソハギミソハギ科)

盆花、精霊花という言い方もあるくらいなので夏の花

 

 

ソクズ(レンプクソウ科)

これは難しいが 夏

少し薄暗いところに咲く白が映える

 

 

ヤナギハナガサ(クマツヅラ科

いかにも夏

 


タカサゴユリユリ科

お盆になると急に咲きだすこのユリも

以前に紹介したヤマユリカノコユリと同じく夏の花に入るだろう

 

あくまで個人の感想です・・・