半年ぶりに県境を越えた
ほんとうに異常な日々を過ごしている
実は府立植物園、あるいは湖南、湖東の希望ヶ丘公園などを取り上げているときは
病院へ通っている
それゆえ非常事態宣言などが出ていても不要不急の事象ではないので
県境を越えようが構わないのだが
いわゆる基礎疾患というのがあるため
あまりの感染者数にやはり控えていた
植物園も久々の開園でたくさんの人で賑わっていた
私などはまだよいが、街の人たちは息の詰まるような日々が続いていたのだろう
シダレエンジュ(マメ科)
多くの木々に枝垂れ性はあるが
この木の枝ぶりには驚かされる
府立植物園の代表的景観
カリガネソウ(シソ科)
果実になっていた
ヒオウギ(アヤメ科)
こちらも果実になっていた
この果実をヌバタマといい
髪や夜など漆黒のものの枕詞に使われる
たしかに黒光りしている
クロバナヒキオコシ(シソ科)
ヒキオコシの葉はすべて噛んでみるとかなり苦いが胃の薬
ノコンギク(キク科)
ヨメナと共に秋のキクの代表
ここのオミナエシはフジバカマと同じ時期に開花していた
アキチョウジ(シソ科)
花の形が香辛料の丁子(チョウジ・クローブ)の形をしている
ノダケ(セリ科)
フジバカマ(キク科)
やはりアサギマダラが訪れていた
アサギマダラ
日本各地から南西諸島まで渡りをする蝶
ほんとうにこのような花の蜜でよく海を越えて行けるものだと感心する
ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
園芸種でいうとホウセンカ
野鳥のホトトギスの喉にあるまだら模様から
アレチヌスビトハギ(マメ科)
フユザンショウ(ミカン科)
実はたしかにサンショウの実
昔、北山の芹生(せりょう)峠を歩いていて初めて見かけたが
葉だけではサンショウの仲間とは気付かない
残念ながら時間がなかったので一時間もいれなかった