伊吹山 ②

 

あまりにも悲惨で暗い報告、画像ばかりなので

今回なんとか出逢えた花々・・

西遊歩道になんとか保っている植生

を取り上げておく

 

二重の柵によって唯一残されている本来の植生

紫は ルリトラノオ(オオバコ科) 伊吹山の固有種 世界でここにしかない

赤は シモツケソウ(バラ科) 日本の固有種

 

メタカラコウ(キク科)

柵が写らないように工夫してとっているが

よく見れば柵がわかる

シシウド(セリ科)

大袈裟でなく本来はこんな植生だった

 

以下は過去の画像

在りし日の伊吹山

 

キバナノカワラマツバ(アカネ科)

 

ミヤマコアザミ(キク科) 伊吹山固有種

 

キンバイソウ(キンポウゲ科

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


このような景観は頂上のお花畑では普通に出逢えた

残念で仕方がない

 

毎年のように大きな災害が起こり

異常気象が平常のようになってきている

パンデミックなどというものまで全世界が経験しても

元に戻れば・・と思っている人がほとんどかもしれない

 

あらゆることが

人類に

おおもとを見つめ直せ・・

と警告している

 

ただこの頃思うのは・・

このようなひどい時代にあっても

前向きにすごい力を持って生きようとする若者が

出てきてくれている

 

そのことは

本当にありがたいことに思える

 

ブログに書くことではないかもしれない

ただ以前どこかで記したように

自然や植物に出逢った記録や

あるいは日記のようなものと思っている

許されたい

 

なお

伊吹山固有種は

イブキタンポポ コバノミミナグサ ミヤマコアザミ ルリトラノオ イブキアザミ コイブキアザミ イブキコゴメグサ イブキレイジンソウ の8種でこれに イブキヒメヤマアザミを加えることもある

もちろん固有種のみならず貴重な植物が数多くある