Plants

梅雨の花 ①木本

なにも好き好んでこの時期に咲かずとも・・・ とは思うが 植物はゴールデンウィークやお盆に集中するようなことはしない 寒さや乾燥などの悪条件さえなければ全体としてまんべんなく開花時期を迎えている まだ寒々しい時期に開花するものもあれば この雨の多…

ヤマアジサイ

各地でアジサイの話題を聞く季節のなったが、一般に植栽される 手毬咲きアジサイ は日本の野生アジサイをシーボルトなどが持ち帰り、西洋で品種改良して園芸科したものにあたる 関東から西にかけて分布するヤマアジサイに対して北陸から東北、北海道に分布す…

ジギタリス

数年前から山中の河原や道路沿いの斜面に咲いていたので不思議に思っていたが 各地で広がっているようなことを聞く そう言えばずいぶんと前に信州の山道で見かけたことがあるような気もする 植物の生育する場所を野と山とに分けるとすると 帰化植物は野にお…

ウツギ

ウツギの花ももう終わりかけ 今年はずいぶんと早まった梅雨になった 初夏になると至る所にウツギの花が目立ち始めたが 灌木としては最も多い植物の一つにあたるだろう 土手や道路沿いの斜面や林の縁や 人が何らかの形で手を入れているところに適応しているの…

初夏 湖岸

湖岸の緑地・・というかある程度整備されて手の入れられた湖岸の草地などは定期的に草刈りが行われている ときにはよくこの季節に取り上げているマツヨイグサの見事な群生地も 花の盛りにいっせいに刈り取られたりしている 砂地が多く栄養に乏しいこれらの湖…

初夏 箱館山

暑い日が続き、かと思えば寒々しい日もあり、寒暖差が激しく、強風の日も多く、 春霞が例年よりもひどいようにも思えた 一言で言えばあまり春らしくない不安定な春だった 異常気象、天候不順・・最近のそう言った傾向から皮肉っぽく言えば安定して不安定にな…

白山山麓 ③市ノ瀬園地

白山の石川県側の登山口を市ノ瀬というが ここからチブリ尾根、釈迦新道、さらに奥まった別当出会から砂防新道、観光新道といくつかの登山道に分かれている ここは手取川の源流部で 氾濫によってできた川原に ヤナギやハンノキ、カツラなどの林ができていて…

白山山麓 ②蛇谷自然園

白山白川郷ホワイトロード(昔は白山スーパー林道と言った)の料金所までに 中宮ビジターセンターというところがあり、その裏山に自然観察路がある 少し登ればあとは山を巻いている平坦な道なのでゆっくりゆけば今の自分でも歩くことができる 途中に小さなト…

箱館山 新緑

湖西にある箱館山 はこだて と読むが 北海道の函館とは字が異なり 箱型の形からきている低山である 五六百mの低山とはいえ 林道が周回していて 湖西の展望台であり 初夏にカキツバタが咲く 平池(だいらいけ)があり 新緑や紅葉の見事な天狗岩があり 淡海湖…

姉川 新緑

信州や東北などに行けば 高原や山麓の丘陵地などスケールの大きなところがたくさんあって 新緑もさまざまな変化が見られるかと思う 例えばこれからの季節 上高地や裏磐梯などへ行けば目の覚めるような光景だろう 国立公園にあたるようなそのような場所はない…

フジ

連休中はできるだけ外出しないようにしているが 一日だけ いつも通り湖北の方へ出掛けた 朝早くにも関わらずいつもどころではない車の多さで 帰って来れるのだろうか? と湖北に向かいながら少し心配になった 昼過ぎには早い目に帰ろうとしたのだが やはり …

キリ

今年はずいぶんと早く 四月の下旬から咲き出していたが 毎年 五月に入って目立つ青といえば フジとキリだろう 目立つ色をしている上に 花自体が大きい 以前はゴマノハグサ科という オオイヌノフグリやムラサキサギゴケと同じ仲間に入っていたが キリ科になっ…

高時川 新緑

昨年の夏に大雨による洪水を起こした高時川 いまだに爪痕の残る場所もあり 少しの雨でも水が濁るようになった あれから最上流部には行っていない この川には以前 丹生ダムの計画があった もう四十年ほど前になるが 細い川沿いの山間部の道を通ったことがある…

春 散策

もう何年も前から山へは登れなくなったので 自宅近くを散策するか 車で目的地まで行って散策するか 自転車で散策するか 車で林道などを通りながらその都度停めては歩くか そんなことをしている 今年はさすがに少し遠出をしたいとは思う 山麓の散策である ア…

ズミ

ズミ というとあまり響きはよくないかもしれないが ずいぶんと感じのよい花である コナシという言い方の方が響きがよいかもしれず 上高地の小梨平が有名なので聞かれたことがあるかもしれない ただ小梨平のものは近縁のエゾノコリンゴで リンゴ栽培の台木と…

卯月② 草花

スミレやショウジョウバカマなど 上げきれなかった早春の花々も多いが ここで一気にまとめてしまう トキワイカリソウ(メギ科) サンインシロカネソウ(キンポウゲ科) シハイスミレ(スミレ科) ニオイタチツボスミレ(スミレ科) スミレサイシン(スミレ科…

ヤマザクラ と カスミザクラ

山麓での桜がひと通り咲き終わった頃、箱館山の林道を登るともう一度桜の開花に出逢える。 ただ連休の頃までは林道の状態も悪く、落石や倒木などで通れないことも多いうえに、 昨年までは三年間ほど淡海湖(人造の溜池)の改修のため通行禁止になっていた。 …

アカシデとイヌシデ

ちょうどアカシデとイヌシデが並んで開花していたのでとりあげてみる。 今年の朝ドラは植物学者の牧野富太郎が主人公だと聞いたが ずっと昔、初めて植物を覚えようとして樹木については葉の図鑑を見て覚えようとしたことがある 無理だったしそんなことをする…

京都府立植物園 春

以前述べたことがあるが、府立植物園に寄るときは医療機関に行くときで、今回も昼をかなり過ぎた頃から入園した。 花々も咲きそろってきて、今年は早咲きの桜もまだ残っているかくらいのつもりで訪れたが、今まで経験したことのない人出だった。 桜と重なっ…

春の花々

スプリングエフェメラルとして、あるいはカタクリやスミレサイシンとして単独にもとりあげることができるくらいだが、あまりのも多くの花々が一気に咲き出したので一つにまとめてアップする。 カタクリ(ユリ科) 花に優劣はないがたしかに多くの人を惹きつ…

湖西のエドヒガンザクラ

湖西はエドヒガンザクラの多いところで山腹から山麓にかけてかなりの数が分布する。 中には大木、古木、老木で名前のつけられているようなものもあり、最近では少しずつ人々に知られるようにもなってきた。 ただし今年は一気である。 毎年とんでもない人が訪…

弥生

誰しもが不安になる程 暖かい日が続く春となった ただ サクラの開花も早まるだろうくらいにしか思っていなかったが 下旬には あらゆるものが一気に芽吹き、開花してきている サクラだけでいえば マメザクラを取り上げて間も無く エドヒガンザクラが開花し ソ…

マメザクラ

林の中で他に先駆けて咲き出す桜がある マメザクラ よく知られたマンサク(マンサク科)やダンコウバイ(クスノキ科)と 競うように色彩をもたらしてくれる キンキマメザクラ(バラ科) 花の大きさはソメイヨシノの半分くらい 樹高はせいぜい4、5メートル…

ネコヤナギ

「春は名のみの風の寒さや」 早春賦は長野県の大町から安曇野にかけての情景だという ただ今年の早春は例年以上に暖かい日が続いている 桜の開花も早まるだろう ネコヤナギ(ヤナギ科) スプリングエフェメラルをよくとりあげてきたが この花も早春というイ…

一番スミレ

毎春初めて開花しているスミレに出逢うと、それを一番スミレ・・・ と呼んでいるが 今年はヒメスミレだった 田の畦の縁というか 水が溜まっている近くに咲いていたが すぐ近くに水路があるからかもしれない ヒメスミレ(スミレ科) スギナ(トクサ科) 「ツ…

フラサバソウ

覚えにくそうな名前がついているにも関わらず 覚えてしまっている植物がある このフラサバソウもそのひとつで ヨーロッパ原産の帰化植物だが 明治の初めにフランスの植物学者である フランシェ と サバティエ が長崎で発見して その日本での発見者の名前にち…

セツブンソウ

昨年はいつだったのかと振り返ってみると、三月の十九日にアップしていて撮影日を調べてみると十六日だった。 半月早い。 というよりも昨年が豪雪のために開花が遅れたということだと思う。 時折、雪の中からセツブンソウが開花している画像をみかけるが、雪…

スイカズラ

植物に馴染みのない人でも聞いたことのある名前かもしれない スイカズラ・・・ 「 忍冬 」 と書いて スイカズラと読むが この姿を見れば納得できるのではないかと思う 初夏に 黄色と白のツートンの見栄えのする花を咲かせるが この冬の時期を経ての鮮やかさ…

四季の自然と植物

四季の自然と植物・・・ このブログの副題だが 昨年の一年間に出逢った花々と自然をまとめてみた ここでは都会の利便性はなく、冬は積雪に耐えねばならないが 昨今の社会情勢の中でこのような時間を持てたことは本当にありがたいと思う 分けずに一気に一年を…

日吉大社

難しい漢字だが・・ 比叡・・ この字は読める人が多いのではないかと思う 比叡山延暦寺の ひえい である (以下 日吉大社についての 特に祭神についての説明は わかりにくいと思うので随時とばして読まれるとよいかと ただ 神々の関係がわかると面白いもので…