湖岸降雪 ③

 



雨水の翌々日になるが

ほぼ一日雪が降り続いた翌日は晴天になった

いつもの通り湖北の方へ出かけた

 

湖西から湖北へ行くには

低い山を三つほど越えて行くため

(南北に山筋が走っている、おそらく断層が走っている)

四つほどのトンネルを越えて行くことになる

 

この前に話題にしたことがあるが

このような狭い範囲の地域でも

時によってガラッと天気が変わることがある

 

今回もそうで

湖北に行っても雪景色・・・と思って出かけたものの

トンネルを越えるたびに積雪は少なくなり

いわゆる湖北地方へついたときは

雪は積もっていなかった

 

え?

 

都道府県も行政や気象区などを

いくつかの地域に分けていることと思うが

ほんとうに大陸に比べれば

たかが狭い県の中でもガラッと天気が変わってしまうことがあるこの国の気象は

ほんとうに繊細なものだと実感する

 

そういうことも各地の気候風土のもととなり

文化のもとになっているのかも知れない

 

飯ノ浦湾より葛籠尾(つずらお)崎

 

大浦より海津大崎

 

 


海津大崎

一般に琵琶湖岸は平野部と比べて積雪は少なくなるが

今回は湖西の湖岸であれだけ積雪があったのだから

地域差になる

 

海津大崎より竹生島と霊仙山、御池岳

 

北から琵琶湖に突き出ているのが

左から 海津大崎

中央  葛籠尾(つずらお)崎

竹生島は葛籠尾崎の延長なのがわかる

さらに余呉湖の下 湖北湖岸に沿って賤ヶ岳(しずがたけ)から山本山にかけても

低山が伸びている

余呉湖の右に大きな柳ヶ瀬断層(国道や北陸縦貫道が走る緑と赤の線)

というのが走っているが

他にも南北にいくつもみられる

左に見える平野部が湖西地方 さらに下に広がっている

右に見える平野部が湖北地方 さらに下に広がっている

                  ・・・ブラ湖北

 

ハンノキ(カバノキ科)