山麓での桜がひと通り咲き終わった頃、箱館山の林道を登るともう一度桜の開花に出逢える。
ただ連休の頃までは林道の状態も悪く、落石や倒木などで通れないことも多いうえに、
昨年までは三年間ほど淡海湖(人造の溜池)の改修のため通行禁止になっていた。
今年のように暖かい日が続くと、上の方の桜の開花が読めない。
麓から見える山肌の新緑を参考にして上がってみたが、いつもながらの最も見応えのあるヤマザクラの開花は最盛期だった。
湖西にあるヤマザクラの中ではもっとも見応えのあるものかもしれない
深い谷の向こうの斜面にあるので近づけない
このヤマザクラも大きいが林道沿いの真上の急斜面に生えている
このヤマザクラはそれほど大きくはないが林道のすぐのところに生えている
上記のヤマザクラとほぼ同じ頃
麓でももっとも遅れて開花期を迎える カスミザクラ が咲き出す
ただ、例年四月下旬頃に咲き出すこの桜も
四月中旬までには ほぼ満開を迎えていた
カスミザクラ(バラ科)
他の桜と異なり 花柄に毛がある
さすがにこの後は標高の高いところか、東北、北海道へでもいかねば出逢えない