湖西はエドヒガンザクラの多いところで山腹から山麓にかけてかなりの数が分布する。
中には大木、古木、老木で名前のつけられているようなものもあり、最近では少しずつ人々に知られるようにもなってきた。
ただし今年は一気である。
毎年とんでもない人が訪れて湖西への道路ばかりか、湖北への道にまで大渋滞を引き起こすようになった海津大崎の桜も開花期が早まり、さらにはキャンプブームや釣りブームあるいはメタセコイア並木も重なって大変なことになっている。
それは三年間の憂さを晴したくもなる・・・
深清水の夫婦ザクラ
今年は林床のハマダイコンと開花が重なって彩りを添えてくれている
竹生(ちくぶ)の桜
竹生島の見える丘陵地に生えるのでこの名がある
人々とともに桜を調べ、主だった桜に名前をつけられた松見先生は昨年亡くなられた
夫婦桜と同じように林床にはハマダイコンが
また株元にはオオタチツボスミレが彩りを添えていた
行基桜
酒波寺の石段の坂に咲く古木
推定樹齢 5〜600年 の大木
実際に見るとわかるが
地元でありながら初めて広報を見て訪れたというご夫婦が
「うわー、なんという・・・風格が違う、圧倒される・・」
しきりに感動しておられた
そういう感性を持っておられる方は幸いである
他は知らないと言われるので竹生の桜や夫婦桜を勧めておいた
弘法大師がおられる
姉妹桜
大木だがまだ比較的若々しいエドヒガンザクラ
酒波(さなみ)の桜
バイパスのすぐそばに咲くので多くの人が気付く若い桜
柿畑のエドヒガンザクラ
百瀬川の桜
湖西の吉野山と呼んでもいいような群生地
もちろん自生である
なお、これらの桜のスケール感はどうしても伝わりにくいと思うので
一枚だけ人物の入ったものをあげておく
人物が二人いるがわかるだろうか