湖面

 

今年の春は忙しい。

何もかも一気に芽吹き、開花し、色づいてくる。

春は一週間どころか一日で様相が変化することが多いが

今年の春はそれを全体に前にずらせて圧縮している

 

そのためとりあげてゆく事象も遅れ遅れになっている。

四月いっぱいくらいまでは、しばらく一週間ほどの遅れが続くかもしれない。

 

この琵琶湖の画像は 4月11日 の朝のもの

 

湖西の湖岸から見た竹生島伊吹山だが

湖面にうっすらと青味がかった層が見える

湖面に水蒸気の層や気温の違いによる空気の層ができることはあると思うが

なぜ青く見えているのかわからない

沖を見ていると肉眼で青い層が見えたので

写真でも写るのかと思って撮ってみたが、はっきりと写っている

思うに・・

最近の若い人たちの動静を考えれば

この青い層が頻繁に起こる現象で

見える時期がわかれば多くの人たちが押し寄せることになるだろう

そうあって欲しいと思うわけではなく

またこのような湖面を見るのは初めてのような気もする

 

ずいぶんと前になるが

すごく冷え込んだ冬の早朝に 太陽柱 を見たことがある

東の空 霊仙山 から赤い光の柱が立ち

やがて太陽が登ってきてその下部にも光の柱が続いていた

 

宮沢賢治の童話だったか詩だったかで読んだことがあったので

あれが太陽柱か!とはわかった

 

友人にそのことを話すと

なぜ写真に撮らなかったのかと言っていたが

カメラはあったがあの時はあまりにも唖然として、そう言ったことは考えていなかった

 

今回はまさにカメラを携えていたし

写るのか?

と思いながら写真に収めている

 

 

以下の湖面の画像は紹介した葛籠尾崎からのものになる

湖面がないでいると湖面の紋様がずいぶんときれいな時がある

葛籠尾崎と竹生島だが

湖面と空との境界がはっきりしない

中央奥は荒神山

その手前は多景島(たけしま)

小さな観光船が走っている