ハロウィン などという西洋の風習が知られるようになって久しいが、日本という国はそれがなんであれ、とにかく受け入れてしまうことが多いように思える。クリスマスイブやバレンタインデーなど、本来は一体何の日なのか知らない人も多いかもしれない。
若い頃、確かボストンの街だったか、人々が異様な身なり、あるいは仮装をして平気で歩くのを見て、衝撃というかかなり驚いた覚えがある。グレイハウンドのバスでどこへ行ってもオレンジの顔の形のカボチャが並んでいたのは、まあ何かのお祭りか風習かとは思ったが。
昨日の夕方にきれいな月が昇るのを見かけたので調べてみると、ちょうど今日ハロウィン の日が満月で、重なるのは46年ぶりとのこと。
知り合いのクリスチャンに聞いてみると、ハロウィン というのはキリスト教とは全く関係がないと言う。調べてみると、アイルランドやスコットランドなどケルト民族の風習らしく、収穫祭と妖精、精霊、怪物、死者などへの儀式を兼ねた意味合いのもののようだ。
月が昇ってくるときにオレンジがかって見えるのは、朝日や夕日が赤く見えるのと同じ。
上空では白く見えるが、角度が低いと光が大気の層を通る距離が長くなるので、波長の長い赤や橙の色だけが届いてくるため。
湖面に月の光がさして映るのは琵琶湖ならではかもしれない。
前半に野鳥の鳴き声がするのはモズ(百舌鳥)
後半で、湖面に映る月の光がきれいなのがわかるかと・・・