湖北湖岸の景観

北の湖岸線、姉川河口から北部の尾上(おのえ)漁港にかけては、琵琶湖岸の中でももっとも遠浅の湖岸が続いており、景観が特に優れている。特に夕景時においては、琵琶湖を越えて対岸の山々に夕日が沈む姿が素晴らしく、以前から三脚を携えたカメラマンが列をなしていることが多かった。

 

正面奥が竹生島(ちくぶしま)

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中央に見えるのは 魞(えり)と呼ばれる琵琶湖独特の漁業の仕掛け

上から見ると船のイカリの形をしている

湖底に竿を打ち込んであり、それだけここは遠浅であることがわかる

手前のハス 以外に 湖面全体にわたって黄緑色に見えるのは ヒシ(ヒシ科 ミソハギ科)

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ヒシの葉 いわゆる菱形はヒシに由来するが、葉の形からか実の形からかわからない

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ヒシの実

中身は食べられる

踏むと痛く、いわゆる忍者が使った撒菱(マキビシ)

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画面中央に竹生島があるが、その右側に特に広範囲に堆積物があり、遠浅になっているのがわかる

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湖北湖岸の景観

 

 

以下3枚は2016〜2017年にかけて台風の被害が無かった頃のもの

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夕景 島影は竹生島(ちくぶしま)

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