気候

 

今日が雨水にあたり、暦の通り暖かい雨の日となった。

北日本や北陸では積雪が多かったようにも聞くが、湖西ではずいぶんとしのぎやすい冬だったように思う。

明日からまた雪の予報が出ているが、もう大変な雪が降ることはない。

以下は暦のことに関して・・・

 

もう二十年ほど前になるか・・・

以前書いた原稿が出てきたのでそのままあげてみる

 

 太陰暦では、1年を24節、72にわけ、それぞれの季節の目安にしてきました。そこから、気候という言葉も生まれ、四季の移り変わりを肌で感じて人々は生きてきたことと思います。

 冬のさなかの元旦になぜ迎春なのか、3月3日がなぜ桃の節句なのか、十五夜が満月であることなど、愚かなことに、若い頃からさっぱりわかりませんでした。気温や、雨、雪だけでなく、太陽、月、霜、植物、昆虫など、あらゆる自然とのかかわりを大切にして、人々が共有してきた財産だなと思いつつ、感動しております。

 今年の24節気をあげておきますので、この1年、季節感のある日々を過ごせたらと思います。

 

  1月6日  小寒    1月20日  大寒

  2月4日  立春    2月19日  雨水   (2月3日 節分)   

  3月6日  啓蟄    3月21日  春分

  4月5日  声明    4月20日  穀雨

  5月6日  立夏    5月21日  小満    (5月2日 八十八夜)

  6月6日  芒種    6月21日  夏至    (6月11日 入梅

  7月7日  小暑    7月23日  大暑    (7月2日 半夏生

  8月8日  立秋    8月23日  処暑

  9月8日  白露    9月23日  秋分    (9月1日 二百十日

 10月8日  寒露   10月24日  霜降

 11月8日  立冬   11月22日  小雪

 12月7日  大雪   12月22日  冬至

 

上記の二十四節気は今年(2023年)のもので 旧暦とは 正確には太陰太陽暦という

 

 

わかりやすく言うと 現在の太陽暦と 明治の初めまで用いられてきた太陰太陽暦

ひと月ほどズレている

旧正月という言葉の通り 江戸時代の正月は現在でいう二月の初めに迎えていたし

三月三日の桃の節句は 現在では四月の上旬にあたり、確かに桃の開花がみられる

七月七日の七夕は 現在の八月上旬にあたり 南天に天の川がのぼり 梅雨はすっかり上がっているから織姫や彦星もよく見える

 

それを現在の暦そのまま桃の節句端午の節句、七夕・・・などというから

わけがわからなくなる

それだけでなく 現在の暦では昔の人たちが肌で感じていた

季節感がなくなってしまう

 

以前 若い人たちに望遠鏡で月を見せていたら

並んで順にみているうちに月が視野から外れたので

「月が動いたので望遠鏡を合わすね」

というと

「月って動くんですか?」と言った子がいた・・・

 

その子が悪いのではないと思う

 

天気予報をみていると必ずと言っていいほど

啓蟄ですとか春分ですとか

二十四節気を取り上げられると思う

昔とてもわかりやすく丁寧に節気を話される気象予報士の方がおられた

気象予報士の中に

気候あっての気象との伝統が受け継がれているのではないかとも思える

 

世界に合わせて現在の太陽暦を用いるのは仕方ないとしても

旧暦との兼ね合いや 月の動きを知っておかないと

本当の季節感を失ってしまう

そして自然との一体感を体で感じているようにしないと

現在起こっているような多くの心の問題にまで影響を及ぼしてしまう

 

 

 

 

湖岸の エノキ三兄弟 と呼んでいる木

近年の 「かつて経験したことがないほどの」台風によって倒れた木々も多いが

三人で支えあってか 無事に今も四季を迎えている

 

Memories を用いている

 

 

 

 



この画像のみ今年の一月下旬の降雪時のもの