覚えにくそうな名前がついているにも関わらず
覚えてしまっている植物がある
このフラサバソウもそのひとつで
ヨーロッパ原産の帰化植物だが
明治の初めにフランスの植物学者である
フランシェ と サバティエ が長崎で発見して
その日本での発見者の名前にちなんでつけられた植物名である
なるほど当時は長崎から帰化植物が入ってきたものが多かったろう
日本語のお家芸の短縮形の しかも合わせ技である
花も草丈も
オオイヌノフグリの半分ほどの
大きさの感じで
注意していないと花が咲いていても
見過ごしてしまう
どこででもみかけるわけではないが
公園とか空き地とか
ヒョンとしたところに咲いている
地域によっては増えているところもあるようなので
みかけることがあるかも知れない
フラサバソウ(オオバコ科)
さして貴重な植物でもないが
なぜかたまにみかけるとうれしくなる花である
オオイヌノフグリの半分くらいでずいぶん小さいのと
萼片や葉に著しい毛が生えているのでわかる
フラサバソウ・・・