2020-01-01から1年間の記事一覧

酒波寺にて

今年はエドヒガンの開花が例年より早くなって彼岸過ぎ頃から咲き出したが、個体ごとのばらつきもみられる。酒波寺の行基桜は最も早く満開を迎えた。昔と違って多くの人に知られるようになり、年配のご夫婦や、小さな子供連れの家族などが来ていた。 少し異な…

春分の日

戦後定められた 国民の祝日 には春分の日は 「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」 とある。 ちなみに秋分の日は 「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」 もちろんそれ以前から 春、秋の彼岸 として先祖供養のみでなく、寺や宮中でも行事が行われてき…

ホトケノザ

場所によっては群生し、見事な花畑になることがある。花が小さいのでそれほど目立たず、小さな株だと見落としてしまうが、趣きのある花ではある。 ホトケノザ(シソ科) なお、春の七草の中でホトケノザと呼ばれるのは コオニタビラコ(キク科)のことで、こ…

色彩

近くを散歩していて久しぶりにヤママユを見つけた。しかも鮮やかな黄緑色で、冬の雑木林の中でよく目立つが、これでも一般の人は気付かないのだろう。ヤママユを人工飼育しようとすると簡単なことではないようで、自然条件下で育つ個体もいくつもの困難を乗…

初雪

例年なら、昨年の暮れに一二度は必ず降雪があるが、今年の冬は暖冬で年が明けてもさっぱり降る気配がなかった。冬に一度も積雪のないこともあるかと心配?していたら、立春を過ぎて急に積もった。ただ、この雪は湖西から南のほうにかけての降雪で、湖北には…

京都府立植物園 冬

この寒い時期に植物園が目的で訪れたわけではないが、この真冬でも咲いているものはあるもので、あぁ、そうかこの時期か と気付くものも多い。時折、霧雨が降ったり、急に日射しが出たりの寒い日だったが、ネックウォーマーが役に立って、サンドイッチを食べ…

越前海岸

スイセンを見に行ったのではないが、所用で越前海岸を訪れた。この時期、越前海岸の崖沿いにニホンズイセンの群生が見られる。ラッパズイセンに対していかにも日本のスイセンというイメージが定着しているが、元は地中海に原生地があり、中国を経て伝わった…

京都散策 ③

1月3日 初詣も兼ねて京都東山を散策。最近のオーバーツーリズム状態の京都を知っているので人混みの中を覚悟して行ったが、銀閣寺以外はほとんど人もまばらで、ゆったりとした時間を過ごせた。また、一部西洋人を見かけた他はあれほどいるはずの外国旅行者…

CHOPIN

CHOPIN この綴り読めますか? 複数形にして CHOPINS にすると生物の体を構成する主要元素 C(炭素) H (水素) O (酸素) N(窒素) P(リン) S (イオウ)になります。 I(ヨウ素)のみ主要元素ではありませんが。 CHOPIN は ショパン と読みます。ピア…