蔓の花は五月のフジが代表だろうが
梅雨の頃にも目立つ花がある
イワガラミ(アジサイ科)
蔓性のアジサイの仲間
飾り花が一枚なのでツルアジサイと区別がつく
奥はナツヅタ(ブドウ科)
イワガラミがいつも岩に絡んでいるとは限らない
ツルアジサイが岩に絡んでいたりもする
こちらがツルアジサイで飾り花が四枚ある
ちょうどこの梅雨の時期に葉を白くするので場所がわかる
おしろいを塗ったようだが表皮と間に空気の層ができて白く見えるという
梅雨の時期らしく花は下向き
それで隠れている花の場所を葉が白くなって示しているのだろう
また旅に出る・・からきている名前
それだけ実は活力になるという
また猫が惹かれる実でもある
藤原定家の名をもらった花
香りがよくきれいな花だが 毒性があるのと名前の由来はあまり感じのよいものではない
若い新葉
これはよくわからないと思うが
タブノキに巻きついている
かなり高く15mくらいはある
以上 梅雨に咲く花 ① ②
これらの花に共通していることがある
すべて白花 ・・・
春からの木々の花は白も多いが
桜なり桐なりツツジなり鮮やかな色の花をつけるものが多いのに対して
この時期の木々は多くが白い花をつける
これは芽吹きから新緑の時期に比べて
森の中は深緑で徐々に暗くなり
光を最も反射する白が一番目立つようになるためだろう・・
と友人たちと話し合ったことがある
ただ この梅雨の時期に咲く代表的な木本の花で白花ではないものが一つある
おわかりだろうか?
正解は 梅雨に咲く花 ③
の最後に