毎年楽しみにしているコスモス畑だが、今年は9月下旬には行けず、少し遅いかと思いながら行ってみるとなんとか咲き残っていてくれた。
最近は インスタ映え・・ の影響か、至る所に人が増え、植物を見に行っているのか、人を見に行っているのかわからなくなるところが多くなったが、ここは穏やかに過ごせる。
毎年ゆっくりと時間を過ごしては昼の弁当を食べてくる。
コスモス(キク科)
中南米原産の一年草だが、考えてみれば一年で大きくなるもので、風に揺れる姿からは弱々しいイメージもあるが、近年の台風や大雨にも負けずに毎年倒れることもなく立派に開花する。
秋桜・・は歌で知られるようになって誰でも読めるようになったように思えるが、大春車菊とも呼ばれる。コスモスは宇宙という意味合いを思い浮かべるが、命名されたのは調和、秩序の意味かららしい。
各地にあるこのようなコスモス畑は整地をして栽培されているのだが、コスモスは一度育って開花すると、放っておいても種を作って毎年開花してくれる。と言って、セイタカアワダチソウなどのように至る所に進出して増えてゆくわけでもない。そういう意味でも調和とか秩序の名はふさわしいのかもしれない。