白山山麓 ②蛇谷自然園

 

白山白川郷ホワイトロード(昔は白山スーパー林道と言った)の料金所までに

中宮ビジターセンターというところがあり、その裏山に自然観察路がある

少し登ればあとは山を巻いている平坦な道なのでゆっくりゆけば今の自分でも歩くことができる

途中に小さなトンネルが掘ってあったりするので 昔は何かの搬出に利用していた道なのかとも思うが

ブナやトチの大木があり、亜高山の植生を見ることができる

 

ブナ(ブナ科)

 

サワグルミ(クルミ科)

 

オニグルミ(クルミ科)

いわゆる胡桃ができる木

 

 

ミズメ(カバノキ科)

サロメチールの良い香りのする木で

アズサ(梓)ともいい弓に用いた

梓川のアズサと言った方がわかる人が多いかもしれない

 

イタヤカエデ(ムクロジ科)

 

トチノキムクロジ科)

 

ミズキ(ミズキ科)

 

ヒナウチワカエデ(ムクロジ科)

 

サワシバ(カバノキ科)

 

ミツデカエデ(ムクロジ科)

これもカエデの仲間

 

オヒョウ(ニレ科)

北海道に多い木

アイヌの人々が繊維として利用していた

 

シナノキアオイ科

これも昔から繊維を取るために利用された木

シナはもとはアイヌ語のようだが 信濃のもとになった木

これと同じ仲間にボダイジュがあるが

お釈迦さまの菩提樹ではなくシューベルトのボダイジュ

 

ハリギリ(ウコギ科

建築材のセンノキはこの木で木目がきれい

 

ヤマハハソ(アワブキ科)

ハハソはコナラのことだがコナラとは別の種類

 

ヤハズハンノキ(カバノキ科)

矢筈(ヤハズ)は矢の根本の羽のついた部分のことで

葉の先端がくぼんでいることから

 

ヒメウツギアジサイ科)

 

タニウツギスイカズラ科)

同じウツギでもこちらはスイカズラ

日本海側に分布するウツギ

 

ラショウモンカズラ(シソ科)

今年はあらゆる植物の芽吹き、開花が早く進んだ

草花で咲き残っていたのはこの花とニリンソウくらいだった

 

 

 

 

 

 

 

さすが白山山系の川は水がきれい

 

 

 

ニセアカシアマメ科

帰りの道路沿いにて