白山山麓 ③市ノ瀬園地

 

白山の石川県側の登山口を市ノ瀬というが

ここからチブリ尾根、釈迦新道、さらに奥まった別当出会から砂防新道、観光新道といくつかの登山道に分かれている

ここは手取川の源流部で 氾濫によってできた川原に

ヤナギやハンノキ、カツラなどの林ができていて市ノ瀬園地という

歩きやすい遊歩道がある

チブリ尾根はブナの見事な尾根で 少し登ればブナやカツラやトチの

とんでもない大木がいっぱいあるのを知っているのだが

残念ながら登れない

 

市ノ瀬への道からだが白山が見えているのではない

おそらく手前の尾根

 

右の山の奥に見えるのが白山山頂の一部かもしれない

手取川

百万貫石

貫・・と言われても若い人にはなんのことだかわからないかもしれない

重さの単位である

大きさは十メートル近くあるかもしれない

氾濫時にながされてきたという

 

ドロノキ(ヤナギ科)

ここの川原を代表する木でヤナギの一種

姿は異なるがポプラのような木だといえばわかりやすい

成長が早く またずいぶんと大きくなる

 

カツラ(カツラ科)

深山を代表する木

 

ハリギリ(ウコギ科

 

オヒョウ(ニレ科)

 

ウリノキ(ミズキ科)

 

シャク(セリ科)

 

ニリンソウキンポウゲ科

咲残りのニリンソウ

 

ウスゲタマブキ(キク科)

 

サワハコベナデシコ科)

 

夏に白山へ登ればいやほど高山植物に出逢えるのだが・・

残念な限りである

ただ、知人に聞いたのだが

室堂の宿泊については早春の時点ですでに予約いっぱいとのこと

三年間の反動だろう