昨秋に続いて岩籠山を訪ねたが、今回は市橋から渓流沿いを遡り、頂上、インディアン平原、妖精ブナ林を経て駄口へ下る周回コースをとった。思いもかけず、渓流沿いの植物相が豊かで、困難な徒渉地点が数多くあったこともあって稜線に出るまでに随分と時間がかかった。頂上やインディアン平原では見晴らしはいいものの、霞みがかって白山までは見えず、妖精ブナ林でゆっくりした後、尾根を下った。
妖精ブナ林
上から見たブナ林
ブナ林すぐ横の大崩壊地
インディアン平原
夕暮山 と 野坂岳
市橋登山口
最初の徒渉点
徒渉点は沢が切れるまで十カ所以上あった
水かさも深く滑る石もある
二段になる滝
もっとも大きな滝
上から
盤状の滝
二段の滝
S字状の滝
堰堤もいくつかある
中流部にいきなり石段や石垣が現れ、住居か寺かの跡かもしれない
ヤマナラシ(ヤナギ科)
イヌシデ(カバノキ科)
タンナサワフタギ(ハイノキ科)
ヤマコウバシ(クスノキ科)
ササユリ(ユリ科)
ツルニンジン(キキョウ科)
シラキ(トウダイグサ科)
チャルメルソウ(ユキノシタ科)
シロダモ(クスノキ科)
アワブキ(アワブキ科)
トクワカソウ(イワウメ科)
ヤマグルマ(ヤマグルマ科)
ウラジロノキ(バラ科)
ササユリも見える
オオウラジロノキ(バラ科)
ナツトウダイ(トウダイグサ科)
ケヤマハンノキ(カバノキ科)
ミズキ(ミズキ科)
ミズメ(カバノキ科)
この沢にはこの木が多い
カラマツソウ(キンポウゲ科)
イワタバコ(イワタバコ科)
ハンショウヅル(キンポウゲ科)
キッコウハグマ(キク科)
アキギリ(シソ科)
オオカニコウモリ(キク科)
シソバタツナミソウ. or. ナガバタツナミソウ(シソ科)
ハウチワカエデ(カエデ科)
ミヤマハハソ(アワブキ科)
オオバキスミレ(スミレ科)
沢の下部から尾根にかけて広範囲で見られた
ツノハシバミ(カバノキ科)
スミレサイシン(スミレ科)
トリアシショウマ(ユキノシタ科)
ヤマブキショウマ(バラ科)
ダイモンジソウ(ユキノシタ科)
クマシデ(カバノキ科)
タチツボスミレ(スミレ科)
咲き残り
ニシキゴロモ(シソ科)
シハイスミレ(スミレ科)
トキワイカリソウ(メギ科)
咲き残り
サワフタギ(ハイノキ科)
ウスギヨウラク(ツツジ科)
ブナ(ブナ科)
オクモミジハグマ(キク科)
マルバフユイチゴ(バラ科)
ここまであげてきたものが市橋からの渓流沿いのもので、いかに植物相が豊かかわかると思う
ほとんど獣害を受けていない
尾根分岐点ブナ林
ブナ(ブナ科)
オオイワカガミ(イワウメ科)
このオオイワカガミの葉はかなり大きい
ブナ(ブナ科)
ヒトツバカエデ(カエデ科)
アズキナシ(バラ科)
下りの尾根
アカガシが多い
アカガシ(ブナ科)の新芽
ナツツバキ(ツバキ科)
沙羅双樹に似ることからシャラともいう
ガンピ(ジンチョウゲ科)