三年ぶりの素朴な花火大会

 

祇園祭などと同じで、各地の行事もなんとか三年ぶりにというところが多いのではないかと思う。例によって15分しかない素朴な花火大会もやっと今年は見ることができた。情勢を考えて15分にしたのではなく、毎年もとから15分の花火大会である。

生まれ育った南部の大津へ行くと、何十万人という人々が集まる、すごい規模の花火大会が毎年行われる。

もう随分と前になるが、実家に帰った折に一度湖岸へ見に行ったことがあったが、浜までまともに歩いて行くことすらできず、やっと辿り着いた広い湖岸にも人がいっぱいで、場所もないくらいだった。仕方なく、すぐに湖岸から離れて、卒業した小学校の敷地から一部見える花火を少し見て早めに帰った。私のようなものにとっては、疲れ切ってしまって、そうまでしてみるものだろうか?と思えてしまう。あれ以来、年々豪華になってゆくが、故郷の花火とはいえ行っていない。

ネガティブな考え方だろうが、昔からの時代の変化を見てきたものにとっては、この素朴な花火でいいのではないかと思える。でも、それでは経済が回らないのだろう。

まだまだ戦後の貧しいけれども素朴なよい時代に育ててもらえたように思う。

年寄りの愚痴です。

すみません。

 

 

15分のものを5分弱にしてある

画質もよくなく迫力もないが、夏の風情としてよろしければどうぞ

近くにいた小さな子供たちが喜んでいるのが少しわかるかと思う

最後には小さな拍手まである


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