通りかかった神社の樹々が見事だったので、集落のはずれにある小さな神社だったが立ち寄ってみた。
いきなり、入口の鳥居のそばに大きなムクロジが生えていて、ちょうど実がいっぱい落ちていた。奥にもさらに二本の大きなムクロジが生えていて、古木のケヤキも生えていた。
やはり大きな木々の残る神社は雰囲気がいい。
わりと大きめの複葉
実がついている
ムクロジの実
皮をとると黒い実が出てくるがこれは羽付きの実として使われた
さらに皮の部分はサポニンという成分を含んでいて石鹸の代わりになる
英語では Chinese soapberry もしくは Soap nut tree
二本目のムクロジ
ムクロジの樹皮
三本目のムクロジ
ケヤキ(ニレ科)の古木
左 ムクロジ
右 ケヤキ
ムクロジなどという木を知っている人は少ないと思う
ただ、最近の植物の分類では ほとんどのカエデの仲間が カエデ科 から ムクロジ科 に変わってしまった。イロハモミジもイタヤカエデもすべてムクロジ科である。
カエデとムクロジとどう近いのかよくわからない。
ただ DNA の印籠をかざされているので従うしかない。
なお この神社は 加茂神社 とあった。