やはり草本、木本とも花々には遅すぎたが、その代わり新緑がきれいに展開していた。
この渓流にはケンポナシが多い。また、イタヤカエデ、コハウチワカエデなどカエデの仲間やサワグルミも多かった。
カエデの仲間を ムクロジ科 と分類しているが、これはDNAを基準にした新分類体系で、どうもあまり馴染まない。ユリ科に入っていたオオバギボウシも キジカクシ科 と言われても困ったものである。ただ、DNAをかざされると、水戸黄門の印籠のようなもので、どうしようもない。
なお、チドリノキ というのが出てくるが、これはカエデの仲間には見えないと思うが、正真正銘カエデの仲間である。例によってキジカクシ科ではあるが・・・