自生地の伊吹山では鹿の食害で激減し、ネットを張って保護している。名前の通り、夕方から咲き始め、朝になるとつぼんでしまうが、蛍光塗料のような色合いの花で、蛾が受粉を媒介する。
初夏の湖岸にマツヨイグサの花がたくさん咲くが、花弁の厚みは異なるものの、同じ色合いに感じる。
ユウスゲ(ススキノキ科)
花柄は他のユリの仲間と比べると随分と長い
1m〜1.5mくらいある
ユウスゲやマツヨイグサの他にもユウガオやカラスウリ、月下美人など夕方から翌朝にかけて開花する植物はたくさんあるが、果たしてこれらの植物の総称をなんというのか、よくわからない。夜開花植物でいいのかもしれないが、何か専門用語がありそうで意外とつけられていないのかもしれない。夜行性動物はよく使われているが。
もう一つ思い出した。
ブレイジングスター(シレンゲ科)
やはりユウスゲと同じ色合いの黄色い花である
なお、Blazingstar とは彗星のこと