毎年四月の初旬に
比良山地の北端にあるオグラス山(蛇谷ケ峯 標高900m)の西側山麓一面に
タムシバの花がいっせいに咲く
たぶん歌からかと思う
コブシを知っている人は多いと思うが
タムシバはあまり知られていない
ほとんどそっくりだが
見分けるには葉の形が異なるのと
花の開花時に
コブシは花の付け根に一枚の新葉が出るが
タムシバは出ない
またタムシバは花や葉や枝や植物全体にメンソール?のいい香りがするが
コブシはしない
それゆえタムシバは ニオイコブシ などとも呼ばれる
コブシ(モクレン科)
花の付け根に新葉が一枚出る
タムシバの花が咲き終わると
彩鮮やかな新緑が始まり
山々も本格的な春を迎える