姉川 妹川

湖北を流れる姉川は、姉川の合戦でその名をよく知られているが、この川は、妹川とも呼ばれる高時川と合流したのち琵琶湖に流れ込んでいく。姉川といい、妹川といい、きれいな響きのこれらの川の名は、日本の他の各地にもっとあってもよさそうに思えるが、川の名称としてはここだけのようである。両河川とも大きな川であるため、合流したのちの琵琶湖への流量はかなりのものになり、また多くの堆積物が湖北の平野部を造ってきた。

 

姉川(右)と高時川(左)の合流地点

右奥に伊吹山が見える

f:id:Jiroviolet:20200413135634j:image

 

f:id:Jiroviolet:20200413135645j:image

 

地図で見ると北からの赤で示されるのが高時川

東からの青で示されるのが姉川

その間に北東から黄色で示されるのが田川というが、この川は天井川となっている姉川高時川の合流地点より幾分水位が低く昔からよく氾濫をおこした。

それゆえ、現在では高時川の下をトンネルでくぐり抜けて、別の流路となって琵琶湖にそそいでいる。

f:id:Jiroviolet:20200413135823j:image

 

合流地点付近

f:id:Jiroviolet:20200413140615j:image


f:id:Jiroviolet:20200413140619j:image

 

姉川河口

f:id:Jiroviolet:20200413140657j:image

 

姉川河口

ユリカモメ

f:id:Jiroviolet:20200413140713j:image