バイカモは梅花藻と書くが、ワカメや昆布などの藻類ではない。よく言う 藻・・・
カナダモ、キンギョモ、クロモ、エビモなどと同じで、タンポポやユリと同じ被子植物にあたり、それが証拠に地上の植物と同じようにいわゆる花が咲く。沈水植物という仲間だが、ちょうど哺乳類であるクジラやイルカなどが一旦陸上生活を経たのちに、水中生活に戻ったようなものにあたる。
水槽に展示してあった ハリヨ(イトヨかもしれない)
トゲウオ科の希少種で滋賀県東部と岐阜県の一部にしか生息しない
ただ、地蔵川のハリヨは、誰かが移入したイトヨに置き換わっている
現在琵琶湖博物館ではハリヨの自然復帰に取り組んでいる
川沿いにサルスベリの木が植えられてあって、ちょうどこの時期、花が落ちて彩りを添えていた。
ただ、一箇所、付近を探してもサルスベリは全くないのに赤花が落ちていたところがあった。近くで写真を撮っていた人に聞いたが、流れてきたのでしょうとのこと。ほとんどが湧水でまず増水することはないこの川でバイカモの花を越えてとどまっているようにも思えないが・・
シュウカイドウ(シュウカイドウ科)
ベゴニアの仲間と言われれば納得できる
以前と異なり非常に多くの人で賑わっており驚いたが、ただやはりバイカモを見にこられていて、街道のすぐ横に天然記念物の了徳寺のオハツキイチョウがあっても誰も気付かない。葉の上に実(銀杏)が付くイチョウ。
十王水
この奥の民家の裏から湧き出ていて、地蔵川の途中に流れ込んでくる
左に見える水車は小芋の皮をむいたりするためのもの。
奥にスイカが吊り下げてあるが、この川の水はかなりつめたい
1分は手をつけていられない
よくあることだが、地蔵川沿いを歩いていて、独特のいい匂いがするのでなんの匂いなのか無意識に考えていたのだろうとは思う。
この株を見て気づいた イチジクの匂い だった。