十六夜 ①

 

残念ながら昨夜はほとんど曇りではっきりと名月を見ることができなかった。

幾分東の空に雲が残っているものの、今日は大丈夫だろうと夕方に湖岸に行ってみて、

月が出てくるまでは不安なものだったが・・・

 

月の出がこれだけ感動するものだとは思わなかった。

十六夜(いざよい)の月・・・

日が沈んでまもなく東の空から出てくるが

いざよう・・ためらうような出方なのでこの名がある。

 

太陽と同じく

月の出の頃はオレンジがかって見える

 

 

中秋を過ぎてもやはりウサギは餅をついている

よく見るとやはり満月より右上がわずかに欠けてきている

 

月の左に明るい星が見えるので

これだけ明るいのは惑星だろうと思っていたが

後で拡大してわかった

 

木星だった

イオだかガニメデだか、衛星(木星の月にあたる)が見える