キンポウゲ科の植物の中で早春に咲く花々は
フクジュソウ セツブンソウ
サバノオ シロカネソウ の仲間
などなど 春の妖精(スプリングエフェメラル)と呼ばれるものも含めて
多くの人に好かれているものばかりになる
他にも毒性の強いトリカブトや
高山に分布するハクサンイチゲや
水中に戻って行ったバイカモや
たくさんあるショウマの仲間など
キンポウゲ科の植物は進化の上では古い時代の植物にあたる
逆に新しい植物はキク科やラン科など
それゆえ生き残るのに工夫をしてきたはずで
他の植物の分布が少い高山や水中や
あるいは毒性を強めて生き残ったり
その中で 時間的に他の植物が活動を始めていない
早春に開花して初夏には一年の活動を終えてしまうものが
上記のものにあたる
ただいつも思うに
厳しい環境に咲く高山の花々や
これら早春の花々に惹かれるのはなぜだろう?
何か大切なことを教えてくれているようにも思える
セツブンソウ(キンポウゲ科)
アマナの仲間はチューリップの原種