日吉大社のほうがはるかに古かった。日吉大社はもとは日枝神社と呼んでいて、磐座(いわくら)のある八王子山は小比叡峰、比叡山は大比叡峰と呼ばれ、共に日枝(ひえ)からきている。
八王子山の頂上には牛尾宮と三宮があるが、その中央奥に金大巌(こがねのおおいわ)とよばれる磐座がある。この磐座が日吉大社の始まりで、ひいては比叡山の大本である。
坂本から見た八王子山
中央奥に金大巌がある
紅葉のピーク
ニノ鳥居
穴生積みの参道
参道沿いにも磐座がある
土の盛り上がりが祀ってある
穴生積み
大将軍神社のコジイ(ブナ科)
スダジイの表示があるが
太閤ザクラ
参道沿いのエノキ(ニレ科)
日吉三橋のひとつ二宮橋
猿岩
猿は日吉大社の守護
東本宮楼門
東本宮 祭神 大山咋神
ナギ(マキ科)
葉脈が縦に走り針葉樹である
ナギの実
このナギは雌株
タラヨウ(モチノキ科)
サカキ(モッコク科)
八王子山の磐座に登る階段
入り口に牛尾宮、二宮の遥拝宮がある
アラカシ(ブナ科)
神木のスギ
西本宮
天智天皇が大津京へ遷都された際奈良の三輪の大己貴神(大国主神)を勧請された
西本宮の東に宇佐宮と白山宮があり
宇佐宮の前にはタチバナ(ミカン科)が実をつけていた
大きさはキンカンくらい
西本宮楼門の猿
山王鳥居と呼ばれる仏教と神道の合一を表す鳥居
毎年四月に八王子山から神輿を担ぎおろすという山王祭がおこなわれるが、神輿は七つある
日吉七社は西本宮、東本宮、牛尾神社、三宮神社、樹神社、白山姫神社、宇佐神社の七つ
モミ(マツ科)
ムクノキ(ニレ科)
イズセンリョウ(サクラソウ科)
東本宮を琵琶湖側に出たところに山の辺の道とよばれる小道があり、西教寺まで続いている。琵琶湖の景観がよく、古墳があったりする。
三上山が見える