サツキ

 

 

よく聞かれることに、アヤメとカキツバタとショウブはどう違うのか?

また、ツツジとサツキはどう違うのか?というのがある。

サツキはツツジの仲間の一種で、名前のとおり、一般のツツジが4〜5月に開花するのに対して、皐月、つまり6月の梅雨時に遅れて開花する。ミツバツツジやヒラドツツジやミヤマキリシマなどたくさんあるツツジの仲間の一つである。公園や庭などにうえられていて梅雨時に葉の細かいツツジが咲いていればサツキである。なぜサツキだけが遅れて咲くのか?

他のツツジが山の斜面や、尾根や、高山など比較的栄養の乏しい水分の少ないところに適応しているが、サツキは生育地が全く異なり、川沿いの水しぶきがかかるような渓流に咲く。春先はまだ渓流沿いの気温も低く、初夏になってようやく咲き出すのかもしれない。

 

サツキ(ツツジ科)

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サツキ