今年もやはり飛来してくれた
このアサギマダラたちは
去年立ち寄ってくれたものたちの
次の世代の蝶だろう
そしてこの蝶たちはまた
フジバカマの蜜を吸って
遥か南西諸島まで渡ってゆく
アサギマダラ(タテハチョウ科)
フジバカマ(キク科)
今やほぼ絶滅しかけているフジバカマだが
現在のアサギマダラは同属のヒヨドリバナやヨツバヒヨドリの花を吸蜜している
ただ、すぐ近くにヒヨドリバナの花が満開であっても全く寄り付かず
フジバカマにばかり集まってくるのはやはりそれが本来の姿なのだろう
このような蜜だけで遥か千キロを越えてゆくのが不思議でならないが
自分達の知見が狭いようにも思う
山を越え、海を越え
なんとか遥か目的地に辿り着いてくれることを祈りつつ・・・