先週の木曜の朝に、普通に中流の河川敷で過ごしていたが、
翌日の朝には氾濫が起こり、完全に水没してしまい、全流域の至る所で被害が出てしまった。
多分木曜のことだったと思うが
東北の山形、福島及び新潟の下越にかけて線状降水帯が居座りかなりの水害が出た
その後北陸の福井から石川にかけてもやはり線状降水帯が発生して
これも災害が続出して福井では嶺北と嶺南(福井と敦賀)の交通はほぼ全て寸断され
関西から北陸へゆくすべは、岐阜や長野を回るしか無くなった。
と聞いていたら、木曜から金曜にかけての一晩で
それも流域に住む知人に聞くと
金曜の朝に、見る見るうちに水位が上昇していったという。
え?・・・という感じだった。
五十年百年に一度の・・が頻繁に使われ
最近では千年に一度の・・という言い回しも聞くようになった。
以下の画像は安全になった3日後のもの
流れに逆らわないしなやかな柳も倒されている
欄干がへしゃげている
応急に流木は切られている
道路に流木が流れ込み、歩道はえぐれてなくなっている
道路一面に広がった流木を歩道に集めてある
赤い橋は壊れて通れない
これは別の橋
普段の川面から道路面までは5〜6mはあるのだが
水害の前と後を比較してみると
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↓
ユクノキが咲いていたところ
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3日後の水位も下がり、道路も整理された状態を撮ってあるので
どうともないように見えるかもしれないが
当日はとんでもない状態だったろう
幸いにも人的被害は出なかったようだが
毎年各地で起こる災害で多くの人が亡くなるのを聞くにつけ
このような状態を目の当たりにすると
どれだけ大変な思いをされているかと想像できる
帰りに姉川の河口(高時川は姉川と合流してから琵琶湖に注いでいる)のはるか対岸にあたる
海津大崎を通っていると大量の流木が目についた
琵琶湖には還流というものがある
二、三日かかって遥か対岸まで流れ着いたのだろう
道路や橋がひどい状態になっていたが
すぐそばにある昔からの湧水は同じように湧き出ていた・・
路面に泥がついているのはわかると思う