あまりにも降雪の多かった今年
早春に開花する花々もずいぶんと例年より遅れている
里にはほとんど雪が見られなくなってきたが
山麓や谷沿いにはまだまだ雪が残っている
ただ、木々も芽吹かず、山肌は白いままの山麓も
川の流れの勢いや、谷間に指す光の色は
やはり春が巡ってきたことを教えてくれる
あるドキュメンタリーで豪雪地方の農家の方が
「難儀すると・・・(冬の積雪のことだが)
芽吹きの時
それはもう素晴らしいものなんです」
と言っておられた。
ようやく ようやく
早春の花々が咲き出した
セツブンソウ(キンポウゲ科)
雪が溶け 芽吹き出したばかりのセツブンソウ
今年はこの時期になってもまだまだ雪に覆われたままの生育地も多い
ちょうど高山帯の雪田と同じで、開花期間を長く引き延ばしている
また、川面を飛び去ってゆく鳥は カワウ かと思う