醒井(さめがい)は米原町にある旧中山道の宿場町だが、昔から湧水で有名で、旧街道沿いの地蔵川にはバイカモが生育している。夏になると川面一面に白い花を咲かせて、また水中で揺らめく様は、この川の周囲の街の生活と一体感があって趣がある。
地蔵川の最上流、というか湧出箇所
他にも湧き出ている箇所はあるが、ここが源流にあたる
醒井の南には霊仙山があり、やはり石灰岩を通して湧き出た湧水だろう
下記のことに因んで、この湧水を一般に 居醒の清水 という
ここには大蛇の猛毒によってと書かれているが
以前からは 伊吹山の白い猪 のために重い傷を負った と聞いたことがある
何にしても、朝廷に従わなかった豪族がいたのかと
この上流部の川底の石は赤い色をしている。おそらく瓜割の滝の湧出部の岩の色と同じで、藻類が付着していると思う
ヤブラン(キジカクシ科)