青空と夏雲と

 

 

もういつから青空というものを見ていなかったか?

気になったので、写真のフォルダーを確認してみると、6/29日に一部青空の写真があった。はっきりとはわからないがほぼ二週間ぶりに、幾分不安定ながらも7/16日に青空が戻ってきた。

二年前の西日本豪雨災害時の長雨の記録を更新したとの報道があったので、何にしても異常なほど激しい雨や、時雨のような雨や、雲の厚い曇りの状態が続いていたように思う。

これだけ長い期間雨にたたられると、久々に見た青空というものはひどく新鮮な印象を受ける。

 

 

安曇川河口周辺より

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新旭湖岸より伊吹山地方向

 

ただ、夏雲も現れて梅雨明けのような印象を受けるが、気温は低く、前線はまだ南海に下がっており、残念ながら明日以降、梅雨空はまだ続くようだ

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野坂山地

 

確か秋から初冬にかけてが多かったように思うが、北の空を見ると、野坂山地にいつもの滝雲がかかっていた。

北アルプスの稜線を歩いたことのある人はわかると思うが、朝早く晴れていても、午後になると雲が湧き、特に日本海側から信州側へと雲が流れ落ちるように移動してゆくのを経験する。それと同じで、若狭湾から湖北、関ヶ原方面への大気の通り道となっている野坂山地によくこのような滝雲が見られる。

ただ残念なことに、滝のような雲は、本当の滝のように平野部まで落ちてくることはない。

 

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