春の妖精(スプリングエフェメラル)の代表ともいえるカタクリ…
あらためて振り返ってみると、とりあげていなかったように思う。
里山の雑木林に早春のみ開花し、その後樹木の葉が展開するに連れて、すぐに消えてしまう。足るを知る…というか、いさぎよし…というか。
セツブンソウにせよ、キクザキイチゲにせよ、こういった花々にひかれるのはなぜだろうと思うに、これらの植物のこういった生態にも関係しているのかもしれない。あえて、厳しい環境で生き残って来たコマクサやウスユキソウなどの高山植物も同じことかと。
クヌギの切り株からの株立ち
何度も伐採されては再生してきたもの
すぐとなりに伐採されたばかりの雑木林があった
ここでは椎茸のホダ木に利用される
正しい里山の姿
カタクリはまた再生してくる