今年は比較的暖かい日が続いていて、例年なら師走に一度は降り積もる雪もない。晩秋から初冬にかけての期間がずっと続いているように感じる。ただ、気がつくとさすがに樹々はすっかり葉を落としてしまっている。Indian Summer 小春日和 の多い晩秋だった。
イタドリ(タデ科)
毎年よくもまあこのような時期に実をつけてくれるものだと感心する
スズメウリ(ウリ科)
アズキナシ(バラ科)
上から落ちてきたアズキナシの実がクリの若木の枝に掛かっている
ヘクソカズラ(アカネ科)
ガマズミ(レンプクソウ科)
ヒヨドリジョウゴ(ナス科)
ヌルデ(ウルシ科)
ヤマボクチ(キク科)
ボクチというのは火口(火を起こすときの火口)からの名前だが
信州では蕎麦の繋ぎに使う麦が二毛作ができずに代わりにこの植物(信州ではオヤマボクチ)を用いた
葉を乾燥させて得られる茸毛(ジョウモウ)から作る
茸毛はちょうどお灸に使うモグサのような感じに見える
セイタカアワダチソウ(キク科)
ムラサキシキブ(シソ科)
周囲はすっかり葉を落としたこの時期に出会うと驚くような色をしている
メハジキ(シソ科)